WINEBREAKER ワインブレイカー

ソムリエ資格を持つyosukeの、ワインのまめちしきやソムリエ試験対策紹介ブログ。

アイアンストーン・ヴィンヤード 「オブセッション シンフォニー 2018」

実はぼくは3年ほど前に試飲会「カリフォルニアワイン・テイスティング」で一度、

このワインを飲んだことがあったんです。

そして…。

 

ひとくちで恋に落ちました。

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しかし、当時のお店では様々な大人の事情が重なり、
この「オブセッション シンフォニー」のオンリストは叶いませんでした。


「そういったしがらみから脱却して、本当に自分のおすすめしたいワインリストを発信する」

というのが当「Wine Drop」のコンセプトと設立意義でもあるのですが

 

 

…話がそれてしまいそうですね。失礼いたしました。

 

 

マスカット・アレキサンドリア種とグルナッシュ・グリ種との交配品種

その名も「シンフォニー」という品種を主体として生み出されるカリフォルニアの白ワイン。


マスカットを主体としてほのかに白桃が香る、華やかなアロマがとてもやさしい。

ふわりとした香りを鼻腔で感じると、当時の記憶が甦ります…

 

こうして今、ワインドロップ仕入れられてとても嬉しいです。

 

口当たりは優しくまろやか。瑞々しく、ほんのりとした果実感ある甘み…

 

「甘口ワインはちょっと」という方も多くいらっしゃいますが、

アペリティフ(食前酒)やデザートワインとしてでも

どうか一度、味わってみていただけませんか?

「一本のワインを1~2時間ではなく何時間、何日もかけて味わうことができる」

というのは、家飲みワインの楽しさのひとつかと思います。

 

マリアージュとして提案させていただきたいのは「ほんのりと甘みのあるお料理」とのペアリング。

 

たとえばチキングリルであれば、ホワイトソースや白ワインのチーズクリームソース、

あるいはみりんを使った「照り焼き」あたり。

 

意外なところもあるかもしれませんが、ぜひお試しくださいませ。

 

 

重ねてになりますが、食後酒に1杯、デザートワインのイメージでキンっと冷やしたものをいただくのも良いかと思います。

 

そう考えると乾杯から食後まで、

あらゆる場面にぴったりなワインかもしれませんね。

 

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銘柄     :オブセッション
生産者    :アイアンストーン・ヴィンヤーズ
生産地    :アメリカ / カリフォルニア
品種     :シンフォニー(マスカット×グルナッシュ・グリ)/ オレンジ・マスカット / ヴィオニエ
タイプ    :白 やや辛口
アルコール度数:12%
ヴィンテージ :2018
熟成     :ステンレスタンク醗酵

◎スクリューキャップ
◎サステーナブル農法

カサ・ペナサル「ゲヴュルツトラミネール・ミュスカ」ライチやマスカットのアロマを持つ、華やかなる白ワイン

 
 

 
 
 
 
~ 2つのアロマティック品種の饗宴 ~

 
「ライチのアロマ」と称される「ゲヴェルツトラミネル」

「マスカットの香り」を持ち、ムスク(麝香)を語源とするといわれる「ミュスカ」

 
このふたつのブドウが混ざり合って生まれるアロマは華やかそのもの!

 
ゴージャスでスイート。ジューシーで芳醇。

 
うっとりします…

 
このワインのすごいところは、これだけの豊かな香りを持ちながらも

 
味わいが非常に親しみやすい辛口であることなんです。

 
 
口当たりに感じるレモンやライムのニュアンス。

 
ここで感じられた酸は余韻に向かうにつれ徐々にほどけてゆき、

 
若干グレープフルーツを思わせるような、ビターさを伴ったフィニッシュとなり、広がります。

 
 
グラスから零れ落ちそうな華やかな香り。

 
苦みを伴う、きりっとした酸。

 
 
一見可憐で色気たっぷりに見えつつも、

 
芯はしっかり凛としたような、大人の女性を思わせるワイン…

 
 
ぜひこのワインの持つ2面性に魅了されてみてください。

 

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銘柄     :カサ・ベナサル

生産者    :パゴ・カサ・グラン

生産地    :スペイン / バレンシア

品種     :モスカテル ゲヴェルツトラミネール

タイプ    :白ワイン 半辛口

アルコール度数:12.5%

ヴィンテージ :最新ヴィンテージでのお届けとなります

原産地呼称  :D.O.バレンシア

醸造法    :シュルリー

土壌     :砂質(ミュスカ)、白粘土(ゲヴュルツ)

熟成     :ステンレスタンク発酵・ステンレスタンク熟成6ヶ月

 
◎ビオロジック(CAECV認証)

◎コルク

ワインにまつわる物語 青のスパークリングワイン「ラ・ヴァーグ・ブルー」を造った、エルヴェ・ケルランのエピソード

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青ワインのテイスティングとともに、このワインを造り出した「エルヴェ・ケルラン」の物語をお届けします。

少年時代の逆境や苦難にも負けず、曽祖父の代より常に自分の身近にあった「ワイン」というものを突き詰め続ける

「エルヴェ・ケルラン」のエピソード。

 

youtu.be

 

同じ一本でもそのワインに込められた想いや魂のようなもの、

歴史、バックグラウンドを知ることでより楽しく飲める…と

ぼくはずっとそう思ってまいりました。


このワインは「ソーヴィニヨン・ブラン」というハーブや青い草などの爽やかなアロマ中心の個性を有する品種で作られ、

味わいも清涼感があり、美味しいです。

しかしそのポップな外観から「見た目だけのワインなんじゃないかなー…」と思われてしまいそうなので

こちらでこのヴァーグ・ブルーを生み出した造り手さんの紹介をさせていただきました。

◇エルヴェ・ケルラン「ラ・ヴァーグ・ブルー」 ¥2,200
 https://store.shopping.yahoo.co.jp/winedrop/s001.html

◇オンラインワインショップ「Wine Drop-ワインドロップ-」
 本当にお勧めしたいワインだけを販売する、
 ソムリエようすけの経営するワインショップです。
 https://www.winedrop.jp

◇mail:yosuke@winedrop.jp


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<試験対策動画>

■【第1回】ブルゴーニュA.O.C.はここを覚えよう。
A.O.C.ってそもそもなに?どこを覚えればいいのかというところからお話させていただきました。
https://youtu.be/7eekIz6FLhQ

■【第2回】ボルドー地区~その①~
「格付け」と「A.O.C.」はここを覚えよう。
https://youtu.be/RDd_lzlwZpU

■【第3回】ボルドー地区~その②~
アントゥル・ドゥ・メールを例にとって解説する「ややこしいA.O.C.の克服方法」
https://youtu.be/DFZF-AS-Q8A

■【第4回】シャンパーニュ 暗記すべき事項
https://youtu.be/Os1mI83Ki5g

■【第5回】コート・デュ・ローヌ [北部:セプテントリオナル][南部:メリディオナル]
https://youtu.be/DEa-7LDpBQM


………………………………………………

 

■【勉強】集中力を高める・学習効率を上げる"静寂と音楽"のペースメーカー
https://youtu.be/7g8tzXmVLdc

■ソムリエ・ワインエキスパート1次試験で取り入れた4つのツールと勉強法
https://youtu.be/BPoU7z7EGUQ

■ソムリエ・ワインエキスパート1次試験 A.O.C.ポスターを作って覚えよう
https://youtu.be/rPBgi7RhcuU

■ソムリエ・ワインエキスパート2次試験について語る
https://youtu.be/1wJKKEOLNjo

■ソムリエ・ワインエキスパート2次試験勉強法~リキュールなど、ワイン以外のお酒編~
https://youtu.be/mB08BOajNH4

■【質問回答】今、始められるワインの試験対策のための勉強とは?
https://youtu.be/P2S88WEU1U8

■聞き流し ワイン銘柄暗記音声 【2019-2020】

日本ソムリエ協会教本 -2019-
Japan Sommelier Association Textbook -2019-
(水色の表紙の教本)

の内容に準拠した暗記用音声読み上げ動画詰め合わせ。

https://youtu.be/ZJVw2RHSzGQ


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<ワインの基礎知識>

ボジョレーヌーヴォーについて
https://youtu.be/XD11iiTXQ3w

■ワインを「4種類」に分類して解説
https://youtu.be/1pdI1ZM4VKc

■辛口・甘口をエチケットから読み解く
https://youtu.be/vbacAvs5Ygg

■ワインの抜栓
https://youtu.be/oz7tet0TJ_8

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テイスティング
■バレンタインに贈りたいおすすめワイン2選
https://www.youtube.com/watch?v=xy-xa...

■甘口ワインを敬遠している人にも聴いてほしい、デザートワインのお話
https://youtu.be/YQ3abkIG2WA

■フライドチキンと「セブンイレブンのワイン」のマリアージュ提案
https://youtu.be/uUX_F-AW1LM

■ローストチキンと「セブンイレブンのワイン」でマリアージュ提案
https://youtu.be/DU2YIRPaL6c

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Youtube[ソムリエようすけのワイン講座]
https://m.youtube.com/channel/UCimopW...

◆BLOG [WINEBREAKER]
https://sommelier-yosuke.hatenablog.com/

◆MAIL [ sommelier.yosuke@gmail.com ]

◆MUSIC [ humid / Pool English ]
https://youtu.be/S19Mm8SeMEs


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【試験対策 A.O.C.講座 第3回】ボルドーA.O.C.~その②~ 実際に教本記載のアントゥル・ドゥ・メールを例にとり「複雑なA.O.C.の覚え方」を解説します。

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今回は
 
・アントゥル・ドゥ・メール
・ソーテルヌ&バルサック
 
の覚えるべきポイントを解説しました。
 
その後がむしろ本編で、アントゥル・ドゥ・メールを例にとり
「ややこしいA.O.C.の覚え方」について説明させていただきました。
 
アントゥル・ドゥ・メール・オー・ブノージュは「白(辛)」
ボルドー・オー・ブノージュは「白(辛~甘)」
・アントゥル・ドゥ・メールは「白(辛)」
 
…と、名前が似通っているのにワインのタイプが少しだけ違う!
ぼくも受験時代はここでずいぶん苦労させられました…その結果編み出した方法を紹介しております。
 

使うものは
・ボールペン
・ノート
・3色のペン(赤・青・ピンク)
のみ。
 
 
誰でもできる、シンプルな図表を作成し暗記する方法です。
 
教本記載のモノクロの情報に比べて、
 
「どの色がどこにあるのか?」を感覚的に記憶し、それにより試験問題に解答できるよう考えました。
 
効果のほどは人それぞれかもしれませんが、ぼくは現にこの方法を取り入れてソムリエ試験一発合格を果たすことができました。
 
何かしらの形でお力になれれば幸いです。
 

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<試験対策動画>
■【第1回】ブルゴーニュA.O.C.はここを覚えよう。
A.O.C.ってそもそもなに?どこを覚えればいいのかというところからお話させていただきました。
https://youtu.be/7eekIz6FLhQ
■【第2回】ボルドー地区
「格付け」と「A.O.C.」はここを覚えよう。~その①~
https://youtu.be/oZrffyVs5l4

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■【勉強】集中力を高める・学習効率を上げる"静寂と音楽"のペースメーカー
https://youtu.be/7g8tzXmVLdc
■ソムリエ・ワインエキスパート1次試験で取り入れた4つのツールと勉強法
https://youtu.be/BPoU7z7EGUQ
■ソムリエ・ワインエキスパート1次試験 A.O.C.ポスターを作って覚えよう
https://youtu.be/rPBgi7RhcuU
■ソムリエ・ワインエキスパート2次試験について語る
https://youtu.be/1wJKKEOLNjo
■ソムリエ・ワインエキスパート2次試験勉強法~リキュールなど、ワイン以外のお酒編~
https://youtu.be/mB08BOajNH4
■【質問回答】今、始められるワインの試験対策のための勉強とは?
https://youtu.be/P2S88WEU1U8
■聞き流し ワイン銘柄暗記音声 【2019-2020】
日本ソムリエ協会教本 -2019-
Japan Sommelier Association Textbook -2019-
(水色の表紙の教本)
の内容に準拠した暗記用音声読み上げ動画詰め合わせ。

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<ワインの基礎知識>
■ワインを「4種類」に分類して解説
https://youtu.be/1pdI1ZM4VKc
■辛口・甘口をエチケットから読み解く
https://youtu.be/vbacAvs5Ygg
■ワインの抜栓
https://youtu.be/oz7tet0TJ_8
■赤ワイン頭痛
https://youtu.be/IVqJSxbcKn4
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テイスティング
■バレンタインに贈りたいおすすめワイン2選
https://www.youtube.com/watch?v=xy-xaGLahtY
■甘口ワインを敬遠している人にも聴いてほしい、デザートワインのお話
https://youtu.be/YQ3abkIG2WA
■フライドチキンと「セブンイレブンのワイン」のマリアージュ提案
https://youtu.be/uUX_F-AW1LM
■ローストチキンと「セブンイレブンのワイン」でマリアージュ提案
https://youtu.be/DU2YIRPaL6c
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Youtube[ソムリエようすけのワイン講座]
https://m.youtube.com/channel/UCimopWiR_83tcUAVUh_XOEw
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【質問回答】赤ワインで頭が痛くなるんだけど…。4つの原因と、その対策を探ってみました。

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先日、会話の中で質問をいただきました。

「ワインは特に赤ワインが好きなんだけど、赤ワイン飲むと頭痛くなっちゃうんだよねー」
「なるほど。白ワインではならないんですか?」
「赤ワインほどならないかな…。飲めるなら重い赤が好きなんだけど…どうしてだろう、飲める赤ワインあればいいんだけど…?」

ということですね。アイさん質問ありがとうございます。
 
 
さて、赤ワインに限って頭痛が起きる。
ぼくは全くその傾向がないのですが実は世界的にみると
「赤ワイン頭痛(Red Wine Headache)」として固有の用語が生み出されているほど多い事例なんですね。
 

結論から言うと、現在も、ワインと体調不良の決定的な因果関係ははっきりとしていません。
そこで今回は「赤ワインを飲むと頭が痛くなってしまう」という原因を4つにわけて探るとともに、
その原因に対しての対策を考えていこうと思います。
 
①「亜硫酸塩」が原因パターン
いかにも頭痛くなりそうな「酸化防止剤・亜硫酸塩」という言葉。
そう、かつて頭痛の原因とされていた「亜硫酸塩」なのですがこれは近年では関係性は弱いとされる説が主流のようです。

「亜硫酸塩はワインに含有されているくらいの量では体に影響を及ぼさない」
というころのようです。
 

…ですがここで、もしも仮に亜硫酸塩がアイさんの頭痛の原因だとすると、とることのできる対策はあるのでしょうか。
 
回答:デキャンタージュしましょう。
 
亜硫酸塩は酸素と結びつくと分解されるという性質があり、
デキャンタにいれて空気にふれさせておくことである程度頭痛が起こる可能性を抑制することが可能だといわれております。
 

[TOPIC:なぜ酸化防止剤が添加されているワインが多いのでしょうか。 ]
そもそも一般的にワインは、フレッシュなブドウを絞り時間をかけて果汁そのものを発酵させ、水や熱は加えずに作られています。
たとえば、桃を切ってテーブルの上にしばらく置いておいたり、バナナを数日放置しておくと茶色く変色してしまいますよね。
同じくワインも単にブドウを発酵させただけでは、時間の経過とともに茶褐色になり、酸っぱいにおいのするお酒になってしまうおそれがあるんです。
 
そして、防腐剤として亜硫酸が使用されております。
しかし、亜硫酸はワイン以外にも含まれます。
 
二酸化硫黄は胃を経由して人体に吸収されると基本的には無害化されます。
またそうでなかったとしてもワイン中に含まれる遊離型SO2の量は瓶内に含まれる酸素との結合を通して経時で低下するものですので、
たかだかボトル1本くらいの量のワインを飲んだくらいでは大した量は摂取されません。
もしこれで頭痛をおこすようであれば、ドライフルーツなどを食べた場合には大変なことになってしまいます…ということのよう。
 
メルシャン社のワイン情報サイトによれば「亜硝酸塩は体重50Kgの人が毎日9リットルずつ90日間ワインを飲み続けても、慢性毒性の症状は起きない」
という動物実験データもあります。
 

つまり亜硫酸塩が頭痛の原因と考えるのは難しそう。

亜硫酸塩が頭痛の原因になるくらいにワインを飲むなら、まずはアルコールで頭痛がひどくなるでしょう、という説が通説のようです。
 
 

②「チラミン」が原因のパターン
チラミンはワインの酸を「リンゴ酸から乳酸に転化させる」工程、MLF(マロラクティック発酵)によって生成されます。
白ワインは、MLFされているものもあれば、されていないものもあります。
フランスの有名な白「シャブリ」なんかは、本来のシャープな酸味を生かす傾向にあり、
チリやカリフォルニアの白はMLFをかけてふくよかで柔らかいニュアンスを感じられるイメージがあります。

しかし、赤ワインはMLFしているものが大半!

そう考えると、やはり「赤ワイン頭痛」の原因は「チラミン」にあるのでしょうか。
 

…しかしだとすると、赤ワインを飲むにあたって
「MLFかけていない赤ワインありますか?」
というのは少し細かな注文に思われるかもしれませんね。
 

回答:それでは逆に、ペアリングやマリアージュでチラミンを摂取しないようにするのはいかがでしょうか。

チラミンが含まれている食べ物
・チーズ
・チョコレート
・ナッツ
・サラミ
・カジキ
・ニシン
・タラコ
・スジコ
・そら豆
・鶏レバー
・イチジク など
どれもワイン、特に赤ワインとはこうマリアージュに思われるものが多いようにも見えるのですが、
このあたりの摂取を控えてお食事のチラミンを抑え、頭痛を軽減させることができるかもしれませんね。
 
ヒスタミンが原因説
他のお酒は大丈夫なのに、ワインになると体調が崩れてしまう際に「ヒスタミン」が関係しているという指摘もあります。
ヒスタミンは、アレルギー反応の際に放出される薬理作用のある化学物質の一つで、ワインに対する有害反応の主犯と捉えられています。
 
その含有量は、
 
・赤ワインには1リットルにつき約3g~4g
・白ワインには1リットルにつき約1g
 
 
ワインに有害反応が出る人は、ヒスタミンの分解酵素が欠乏しているため、ヒスタミンが分解できないと言われています。
 
しかし、ヒスタミン含有量とワイン不耐性の相関関係を見出せないという研究結果も出ており不透明な面も。
 
回答:ヒスタミンが原因で赤ワイン頭痛が起きている…
そんなケースへの対処法として「ロー・ヒスタミン」というワインを試してみるのはどうでしょう。

まだ一般的に浸透しているとは言い難いですが、もしも見つけたら試してみるのもいいかもしれませんね。
 

④アルコールが原因説
赤ワインが好きな方であれば、もしかしたら無意識に白ワインよりもお酒が進んでいるのかも。
 
 
回答:であれば意識的にお水を多めに飲むようにすることで対策ができるかもしれません。
 

以上4点、赤ワイン頭痛に悩まされている方。
よろしければお試しくださいませ。
 

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<ワインの基礎知識>
■ワインを「4種類」に分類して解説
https://youtu.be/1pdI1ZM4VKc
■辛口・甘口をエチケットから読み解く
https://youtu.be/vbacAvs5Ygg
■ワインの抜栓
https://youtu.be/oz7tet0TJ_8
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テイスティング
■バレンタインに贈りたいおすすめワイン2選
https://www.youtube.com/watch?v=xy-xaGLahtY
■甘口ワインを敬遠している人にも聴いてほしい、デザートワインのお話
https://youtu.be/YQ3abkIG2WA
■フライドチキンと「セブンイレブンのワイン」のマリアージュ提案
https://youtu.be/uUX_F-AW1LM
■ローストチキンと「セブンイレブンのワイン」でマリアージュ提案
https://youtu.be/DU2YIRPaL6c
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<試験対策動画>
■【試験対策 A.O.C.講座 第1回】ブルゴーニュA.O.C.はここを覚えよう。
A.O.C.ってそもそもなに?どこを覚えればいいのかというところからお話させていただきました。
https://youtu.be/7eekIz6FLhQ
■【試験対策 A.O.C.講座 第2回】ボルドー地区の「格付け」と「A.O.C.」はここを覚えよう。~その①~
https://youtu.be/oZrffyVs5l4

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■【勉強】集中力を高める・学習効率を上げる"静寂と音楽"のペースメーカー
https://youtu.be/7g8tzXmVLdc
■ソムリエ・ワインエキスパート1次試験で取り入れた4つのツールと勉強法
https://youtu.be/BPoU7z7EGUQ
■ソムリエ・ワインエキスパート1次試験 A.O.C.ポスターを作って覚えよう
https://youtu.be/rPBgi7RhcuU
■ソムリエ・ワインエキスパート2次試験について語る
https://youtu.be/1wJKKEOLNjo
■ソムリエ・ワインエキスパート2次試験勉強法~リキュールなど、ワイン以外のお酒編~
https://youtu.be/mB08BOajNH4
■【質問回答】今、始められるワインの試験対策のための勉強とは?
https://youtu.be/P2S88WEU1U8
■聞き流し ワイン銘柄暗記音声 【2019-2020】
日本ソムリエ協会教本 -2019-
Japan Sommelier Association Textbook -2019-
(水色の表紙の教本)
の内容に準拠した暗記用音声読み上げ動画詰め合わせ。
 
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Youtube[ソムリエようすけのワイン講座]
https://m.youtube.com/channel/UCimopWiR_83tcUAVUh_XOEw
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【試験対策 A.O.C.講座 第2回】ボルドー地区の「格付け」と「A.O.C.」はここを覚えよう。~その①~

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「ワインといえばボルドーだ」
「いや、ブルゴーニュこそ至高だ」
 
なんていう言葉を聞くことがあります。
 
世界的に見ても「ブルゴーニュ」と双璧をなす2大産地と言えるであろう「ボルドー」。
 
「いまさら聞けないけど、そもそもボルドーブルゴーニュってなんの名前なの?」
 
といったところから解説し、「ボルドー地方のA.O.C.」を実感しやすく覚えられるよう配慮しお話させていただきました。
 
 
 
・フランスの中の、ボルドー地方。
 
ボルドー地方の中にある、各地区について。
 
ボルドー地方の各地区のひとつ「メドック地区」にて定められた「メドックの格付け」の暗記事項について。
 
ボルドー地方の各地区のひとつ「グラーヴ地区」にて定められた「グラーヴの格付け」の暗記事項について。
 
ボルドー地方の各地区のひとつ「サンテミリオンとその周辺地区」にて定められた「サンテミリオンの格付け」の暗記事項
 
 →「プルミエール・グラン・クリュ・クラッセ 上級A」と
  「プルミエール・グラン・クリュ・クラッセ A以外」。
  その下の「グラン・クリュ・クラッセ」。
  見直しが行われることが特徴的で、2011年までのサンテミリオンの格付けものっている。
  2011年と2012年で違っている場所なんかは把握しておくといいかもしれません。
 
 →また、サンテミリオンには「ポムロール」という地域があります。
  ボルドー地方のサンテミリオン地区の、ポムロールといった感覚でしょうか。
  「ペトリュス」「ル・パン」といった超高名シャトーが点在するポムロール。
  ここも暗記必須かと思います。
 
 
ボルドー地方の各地区のうち「フロンサデ」「コート」
このあたりは前述の「メドック地区」「グラーヴ地区」「サンテミリオン地区」に比べると重要度は低めかもしれませんが主要なA.O.C.は押さえておきましょう。
フロンサックとか見かけやすいA.O.C.もあるので…
コート地区はついに「甘辛」の記憶が始まります。
これが…大変かと思います。
ただ、覚えた方がいいところかと思います。
理由としては「ある程度シンプルな問題を回答できることで合格の6割は点数を取ることができる」かと思うのですが、
そこからさらに合格ラインへ達していくためには、このあたりを覚えていかなければならない…というのがあるかなと思います。
脅かすわけではありませんがこのあとロワールのあたりに入るとワインのタイプはさらにややこしいです。甘口、辛口、半甘口など細かく分かれていきます。
 
 
が、安心してください。
 
ぼくには、ソムリエ試験一発合格を果たした具体的な攻略法、ノウハウがあります。
 
「皆さん、頑張って覚えましょう」で思考停止させることはしたくないなとおもっております。
 
 
ぼくはややこしいタイプのA.O.C.は図表化して、A4の紙一枚にまとめて「その紙の配置さえ覚えればややこしいA.O.C.暗記が攻略できる」という形をとったんです。
 
題して「複雑なA.O.C.の覚え方」というかたちの動画。
 
そちらもあらためて、作成させていただきたいと思います。
 
 
…という話は置いといて。
 
とりあえずは現状、フロンサデとコートのA.O.C.を覚えていきましょう。まぁタイプを覚えるといってもこのあたりであればコートで5種くらい。
 
しかもうち3つは「辛口」といったスタンダードなタイプなので「辛口・甘口」のふたつのA.O.C.の暗記くらいで対応できるかなと思います。
 
 
 
 
努力は大切ですし石にかじりついてでもという強い気持ちは素晴らしいと思うのですがソムリエ試験って「飲食の現場で働いていること」が受験資格として求められる資格なので、勉強の時間って貴重なんですよね。
 
ぼくも1日12時間休憩なし、休みは週一の日曜日。あとは祝日…という環境だったので、とにかく学習効率には気を配りました。
 
早くお伝えできるよう、頑張って動画を撮ったりブログを書いたりしますね。
(ちなみに言うまでもないですけど無料ですので心配しないでください)
 

あとはアントゥル・ドゥ・メールとソーテルヌ&バルサック。
 
アントゥル・ドゥ・メールもタイプがややこしいのですが、ここは押さえておいた方が得点につながるかなと思います。
 
そしてソーテルヌ&バルサック。ここは「ソーテルヌ&バルサックの格付け」というのが出てまいりますので、覚えていきましょう。
 
プルミエクリュシュペリエールは、ひとつだけ。かの高名な極甘口の最高峰シャトー・ディケム。
 
続いて11のプルミエクリュ。
コミューンも併せて覚えましょう。
 
ドゥジェムクリュが15あるのですが、正直ここはいいかな…とも思います。
なぜなら選択肢でドゥジェムクリュが入ってきた場合、「あぁソーテルヌ関係で知らない名前が来たな、じゃあこれはドゥジェムクリュということで除外だな」と消去法がとれるためですね。
 
さぁ、ボルドーに入って少しずつ複雑さを増してきましたが一番大切なのは「ワインを嫌いにならないこと」
 
 
ぜひ楽しみながら勉強、頑張ってくださいね。

ホワイトデーのお返しに「デザートワイン」はいかがでしょうか。甘口ワインを敬遠している人にも聴いてほしい、デザートワインのお話。

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甘口ワイン。
ホワイトデーといえば、バレンタインのお返しにお菓子をプレゼントする日ですね。
 
言うまでもないかもしれませんが…
 
そこで今回は、
 
「甘口ワイン」それも「デザートワイン」をホワイトデーのお返しとしてプレゼントするのはいかがでしょうかというお話です。
 
 
 
「甘口ワイン」と聞いて「あぁドライな辛口白や重口赤が好きな自分には関係ない話かな」
 
と思うかもしれませんが今回は「甘口ワイン」その中でも「デザートワイン」面白さ、また、どうしてぼくが
「ホワイトデーのお返し」としてチョイスするのか。そういったお話をさせていただけましたらと思います。
 
 
プレゼントとしておすすめする3つのポイント
①劣化しにくいので毎日少量ずつ楽しめる
②普段あまりビールや酎ハイなどドライなお酒を飲まない方でも比較的親しみやすい
③小さめのボトルが多く、プレゼントとして取り回しやすいサイズ感
 
デザートワインの定義としては、国により様々な解釈があります。
 
そこで本日は
 
貴腐ワイン
アイスワイン
・ストローワイン
・レイトハーベスト
・ポートワイン
シェリ
 
の6つを紹介させていただきます。

■まずはデザートワインの作り方。ワインを甘仕立てにする方法
「葡萄を凝縮させる」別の言い方をすると「葡萄の水分量を減らす」ことで糖度を高めます。
 
ではなぜ「水分が少ないブドウから作ったワインは甘くなる」のか?
 
これはワインができる仕組みからお話ししたほうがわかりやすいと思います。
 
そもそもワインは潰したぶどう、もしくは絞ったぶどう果汁を発酵させることでできるお酒です。
 
 
そしてワイン造りにおける「発酵」とは、酵母によりぶどう果汁中の糖分をアルコールと二酸化炭素に変化させる現象のことをいいます。
 
 
これをくだけて表現すると、
酵母くん」が「糖分」を食べて「アルコール」を産んでくれる…ようなイメージです。

そこでじゃあ、酵母くんが食べる糖分の量がもしもたくさんあったら…
酵母くんは、食べ終わってアルコールを産み、それで一度おなか一杯になる、と。
 
 
では、酵母くんがおなか一杯になって残した糖分がどうなるのか?
というと、それはそのまま糖分すなわち甘みとしてワインの中に残る。
こうして誕生したのがここでいう「甘口ワイン」ということなのです。
 
以上で
①葡萄の中の水分量が少なくなる
②よって葡萄の中の糖度と果実味が高くなる
③したがって、酵母によるアルコール発酵が完了後、残る糖度が多くなり甘口ワインとなる
というロジックが理解していただけましたでしょうか。

であれば続いて
「葡萄の中の水分量を少なくする方法」につき説明します。
これにより連動して「どういう水分量の調整法により、なんという名のワインが完成するか」
というところも覚えられるかなと思います。
 
甘いワインはちょっとという方も、食後にちょっとだけとか、
あとはよく提案されるマリアージュとしてのブルーチーズ、フォアグラなどと一緒に試してみてはいかがでしょうか。
 
 
・菌の力で水分を減らし糖度を高める「貴腐ワイン
「三大貴腐ワイン」というものがあります。
①ソーテルヌ 中でもシャトーディケム
②ドイツ トロッケンベーレンアウスレーゼ 甘口ワインの印象の強いかもしれないドイツ。アイスワインも有名。
③トカイ アスー・エッセンシア ワインの王にして王のワインとソムリエ教本で表記されている。
ゲームで出てくるアイテム「エリクサー」のモデルと言われている。
 
・凍らせて水分を減らし糖度を高める「アイスワイン

・陰干しで水分を減らし糖度を高める「ストローワイン(藁ワイン)」
藁の上で乾燥させ、水分を抜いた葡萄から作るワイン。まさに「干しブドウ」から作られるもの。
イタリアのアマローネが有名。
デザートワインらしいストローワインといえばフランスのジュラ地方という地方で有名な「ヴァン・ド・パイユ」
 
意味もまさに藁ワイン。はちみつやカラメルの風味でこちらの方がごく甘口という印象に近いかも。
 
・遅摘みで水分を減らし糖度を高める「レイトハーベスト」
文字通り「遅摘み」。収穫時期を遅らせることにより、良く熟した…過熟ともいえる葡萄から作ったワイン。
また、その土地の環境によっては貴腐ワインのように枝になったままの葡萄の水分が抜けて干し葡萄状となることも。
そういった葡萄から作られるのが、レイトハーベストと呼ばれるワイン。
 
 
■以下ふたつは「葡萄の水分量」とはまた違う性質をもつ甘口ワインです。
 
 
ポートワイン
ポルトガルのワイン。葡萄の中の水分の量どうこうではなく、別の作り方の「酒精強化ワイン」。

 ブランデーを添付することにより(酒精が強化される)、糖分→アルコールという変化が、中断。
 つまりワイン中の糖分は以降そのままワイン中に残留することに。
 ポルトガルの宝石と呼ばれる甘口ワイン。
 
 
シェリ
 ポルトガルのポートと同じく酒精強化、つまり途中でアルコールを添付したスペインの白ワイン。
 
 
他にも…
 
・V.D.L.発酵前のブドウ果汁にアルコールを添加する酒精強化ワインの一つ
・V.D.N.発酵途中のブドウ果汁にアルコールを添加して発酵を停止させる天然甘口ワイン
・マデイラ
・ヴィンサント
・ドイツ、アルザス、日本
 
などなど、さまざまな切り口がありますので
 
よろしければぜひ甘口ワイン、お試しくださいませ。
 
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<試験対策>
 
■【勉強】集中力を高める・学習効率を上げる"静寂と音楽"のペースメーカー
https://youtu.be/7g8tzXmVLdc
■ソムリエ・ワインエキスパート1次試験で取り入れた4つのツールと勉強法
https://youtu.be/BPoU7z7EGUQ
■ソムリエ・ワインエキスパート1次試験 A.O.C.ポスターを作って覚えよう
https://youtu.be/rPBgi7RhcuU
■ソムリエ・ワインエキスパート2次試験について語る
https://youtu.be/1wJKKEOLNjo
■ソムリエ・ワインエキスパート2次試験勉強法~リキュールなど、ワイン以外のお酒編~
https://youtu.be/mB08BOajNH4
■【質問回答】今、始められるワインの試験対策のための勉強とは?
https://youtu.be/P2S88WEU1U8
■聞き流し ワイン銘柄暗記音声 【2019-2020】
日本ソムリエ協会教本 -2019-
Japan Sommelier Association Textbook -2019-
(水色の表紙の教本)
の内容に準拠した暗記用音声読み上げ動画詰め合わせ。

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<ワインの基礎知識>
■ワインを「4種類」に分類して解説
https://youtu.be/1pdI1ZM4VKc
■辛口・甘口をエチケットから読み解く
https://youtu.be/vbacAvs5Ygg
■ワインの抜栓
https://youtu.be/oz7tet0TJ_8
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テイスティング
■バレンタインに贈りたいおすすめワイン2選
https://www.youtube.com/watch?v=xy-xaGLahtY
■フライドチキンと「セブンイレブンのワイン」のマリアージュ提案
https://youtu.be/uUX_F-AW1LM
■ローストチキンと「セブンイレブンのワイン」でマリアージュ提案
https://youtu.be/DU2YIRPaL6c
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Youtube[ソムリエようすけのワイン講座]
https://m.youtube.com/channel/UCimopWiR_83tcUAVUh_XOEw
◆MAIL [ sommelier.yosuke@gmail.com ]
◆MUSIC [ humid / Pool English ]
https://youtu.be/S19Mm8SeMEs

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