WINEBREAKER ワインブレイカー

ソムリエ資格を持つyosukeの、ワインのまめちしきやソムリエ試験対策紹介ブログ。

【ワインラジオ006】-聞き流しワイン知識-スパークリングワインのつくりかたと、女子に人気の「CAVA(カバ)」とはどんなスパークリングワインなのか? という話。

f:id:sommelier-yosuke:20190426092530j:plain


こんばんは。
ソムリエのYosukeです。
本日は「シャンパーニュの製法と、Cavaの関係」についてのお話をしたいと思います。
前回の「きちんと説明できますか?シャンパーニュシャンパン、スパークリングワインの違い」の続きとしてお聴きいただければと思います。

 

youtu.be

 

第5回で

シャンパーニュシャンパン)」とは
1・指定された品種と
2・決められた醸造方法をもって
3・フランスのシャンパーニュ地方で造られたワイン

というお話をさせていただきました。

そして、それ以外の発泡性ワインはすべて「スパークリングワイン」に属する、というお話も。

本日はシャンパーニュの決められた醸造方法をもって…というあたりをもう少し細かく説明することができればと思います。
また、関連いたしましてCavaというスパークリングワインについてお話ししようと思っております。

シャンパーニュたりえる条件の一つの「決められた醸造法」。
そもそもスパークリングワインの製法としては、日本ソムリエ協会のソムリエ教本に準拠すると「4つ」の製法があるとされています。

1.トラディショナル方式(メトード・トラディショナル)これが別名シャンパーニュ方式(メトード・シャンプノワーズ)をとも呼ばれる作り方です。
名前をきいてもわかるように、シャンパーニュに用いられる製法はこちらの作り方です。

2.シャルマ方式(メトード・シャルマ)
スティルワインつまり発泡していないワインを大きなタンクに密閉して、その中で糖分と酵母を加えて第二次発酵を起こさせて作る方式です。
密閉タンク方式(メトード・キュベ・クローズ)ともいわれます。シャルマさんが発見したメソッド、「メトード・シャルマ」というわけですね。

3.トランスファー方式(メトード・トランスフェール)
いったん瓶内二次発酵させたワインを加圧したタンクにあけ、冷却濾過してから新しいボトルに詰め替える方式です。
最初シャンパーニュ方式で造って、その後タンクにあけて仕上げるようなイメージですね。

4.その他ですね。
ソムリエ教本がここであげているのは2つ。ひとつめはメトードリュラルという、発酵途中のワインを瓶に詰め、残りの発酵は瓶内で行うような方式です。
リュラルは田舎という意味がありすなわち「田舎方式」とでもいうのでしょうか。メトード・アンセストラルとも呼ばれていますね。
そしてもうひとつ、炭酸ガス注入方式。加圧してあるタンクにワインを入れて炭酸ガスを吹き込む方式です。


はい。ただいまスパークリングワインの製法を紹介いたしましたがその中のひとつ
「メトード・トラディショナル(トラディショナル方式)」別名「メトード・シャンプノワーズ(シャンパーニュ方式)」に、ついてです。
軽くこの製法の説明をいたしますと、まずスティルワイン(発泡していない通常のワイン)を瓶に詰め、糖分と酵母を加え、
密閉して、瓶内で第二次発酵を起こさせる、という方式なんですね。

二次発酵にタンクを使用するシャルマ方式やトランスファー方式と違い、瓶内にて二次発酵させる。
そこが特徴です。

そして、密閉されているワインの瓶の中で逃げ場のなくなった炭酸ガスは、ワインの中に溶け込むということなんです。
ゆっくりとした発酵と熟成が、きめ細かい泡を造りあげるわけです。
ワイナリーのスタイルであったり、いろいろな要因があるんですが、一般的なスパークリングワインの泡がやや粗いのは、
二次発酵を耐圧タンク内で行ったり、二酸化炭素を充填して造ったり…というところだったりもしますね。

そしてこの瓶内二次発酵方式をもってして作られるワインで代表的なものを挙げるとすれば、
イタリアのメトド・クラシコ
ドイツのフラシェンゲーリング
そして、スペインのカヴァ
あとはもちろん、シャンパーニュ ですね。

この、今挙げた中でピンとくる銘柄があるとすると、やはり「スペインのカヴァ」なんじゃないかなと思います。
カヴァ。女性人気の高いスパークリングのイメージがありますね。お店でも「カヴァが好きでー」みたいに仰る女性のお客様が多かったように思います。
ちょっとこちらのカヴァの説明をしてみたいなと思います。

カヴァ…ってなんか、面白い名前ですよねー。日本語だとあの動物の河馬を連想するからなんだかポップな響きに感じるんでしょうか。
カヴァっていうのはスペインのカタルーニャ地方、カタラン語なのですが日本語で言うと「洞窟」という意味です。
カヴァの瓶内二次発酵が洞窟内で行われていたがためにつけられた名前ですね。

前回と今回のワインラジオ取り上げているシャンパーニュですが「スパークリングワイン」の中でも「決められた品種と醸造法をもってシャンパーニュ地方で造られたものだけが、シャンパーニュと名乗ることができる」
というお話をいたしました。こちらをカヴァに置き換えて説明してみると「決められた品種と醸造法をもってスペインの決められた地域で造られたものだけが、カヴァと名乗ることができる」という感じです。
そして、その醸造法はシャンパーニュと同じ方式であるということです。

シャンパーニュと同じ製法を経ていながらも、お手頃な価格で楽しめるというのも人気の一つかと思います。


すごくすごーく誤解をおそれずに言うと「スペイン産のシャンパン」みたいな感じですね。
で、1960年代ころまでの話なのですが、面白いのがカヴァはそれこそ「シャンパン」とか「シャンパーニュ」という名前で呼ばれていたことがあるんですよね。
しかし「シャンパン」という呼び名は1992年に原産地名称保護制度という決まりで保護されることになりましたので、
スペイン産のCAVA(カバ)は、シャンパンと呼ぶことができなくなりました。
それでは味わいとしては実際どうなのか。カヴァは、シャンパーニュと遜色ないものと言っていいのだろうか。

そこで、カヴァとシャンパーニュに使用される葡萄品種から味わいの違いについて考えてみたいと思います。
シャンパーニュに使用される品種は、
シャルドネピノノワール・ムニエ」が9割以上を占めております。

一方でカヴァで使用される葡萄品種は

白葡萄:マカベオ・チャレッロ・パレリャーダ・マルバシアリオハーナ・シャルドネ
黒葡萄:ガルナッチャティンタ・モナストレル・トレパット・ピノノワール

というように、共通しているものもあれば、いないものもあります。
使用される品種が異なるということはやはりその味わいに影響し、違いが生まれてきます。

そこに加えて、やはり気候の違いですよね。
きわめて冷涼なシャンパーニュに比べて、温暖なスペイン。
葡萄自体の成熟度というか果実味も変わってきますし、そんな気候の変化に伴って、製造過程の一つに「ドザージュ」という、ワインに糖分を加える工程があるのですが、
シャンパーニュはある程度しっかりとドザージュするのに比べて、スペインワインは葡萄自体の果実味がある程度しっかりとしているため、
ドザージュによる糖分はそこまで添加されない傾向にあります。

逆に両者の共通項として挙げるのであれば、泡のニュアンスがどちらかというとシルキーでなめらかな感じは共通している部分があるかなと思います。
これはどちらも瓶内二次発酵…先ほどお話しした「シャンパーニュ方式」とよばれる作り方を経ているせいかと思います。

いろいろなスタイルのカヴァやシャンパーニュがあるため一概には言えないのですが、
そういった違いに着目して飲み比べてみるというのも、面白いんじゃないかなと思います。
以上になります。
そして、本日のワインラジオも、ここまでになります。

さて、いかがでしたでしょうか。
カヴァについてと、シャンパーニュについての少し突っ込んだお話をしてみました。

今このラジオを収録しているのは2019年の4月下旬。
あたたかくなってくると、スパークリングもまた違った楽しみ方ができるかなと思います。
春の陽気の中でお昼にピクニックしながらとか
ウッドデッキのテラス席で楽しんだりとか。
もっと暖かくなってきたら、BBQとかでワインクーラーに突っ込んで冷やしたスパークリングを楽しむなんていうのもすごくいいですよね。

お肉もいいですけど、エビとか海鮮系のものを焼いてレモンと塩とオリーブオイルでいただきながらシャンパーニュを合わせたりとか、ちょっと大人の、ワンランク上なバーベキューっていう感じがしておもしろそうだなと思います。

そんな、バーベキューとワインのマリアージュ動画なんかも、いずれ撮ることができたら面白そうだなと思います。

本日は以上になります。
ありがとうございました。
ソムリエのYosukeでした。



【ワインラジオ005】-聞き流しワイン知識-シャンパーニュとスパークリングワインの違いは、品種・産地・醸造法である話と、ドンペリのピンクがとっても高い理由について。

f:id:sommelier-yosuke:20190411054931j:plain

こんばんは。

ソムリエのYosukeです。

本日は「きちんと説明できますか?シャンパーニュシャンパン、スパークリングワインの違い」についてのお話をしたいと思います。

 

【ワインラジオ 005】

youtu.be


さぁ。いかがでしょうか。
「なんとなくわかるけど…」という人もいれば「余裕だよ、一般常識だよ」という方もいらっしゃるかもしれませんね。
バーやレストランで「シャンパンください」とお願いした時に
「すみません、お店でシャンパーニュおいてなくて…スパークリングワインならあるんですけど」という経験をされたことがありませんか?

本日はそこを解説していこうと思います。
これはもう、10秒で説明できるんですよね。

結論から言って「シャンパーニュシャンパン)」とはなんななのか?ということなのですがこれは

1・指定された品種と
2・決められた醸造方法をもって
3・フランスのシャンパーニュ地方で造られたワイン

のことです。
すなわち、それ以外の世の中の発泡性ワインは「スパークリングワイン」になる。ということです。

はい。
そういうことなんですね。

シャンパン」「シャンペン」「シャンパーニュ」と、いろいろな呼び方がされていますが、
どれも間違いではありません。フランス語のつづりをどう読むかの違いです。
 最も正式なのは、やはり「シャンパーニュ」。
日本ではワインを「シャンパン」と呼び、地方を「シャンパーニュ」と呼ぶことが多いようです。

シャンパーニュの歴史にちょっと触れますと、誕生したのはイギリスだといわれております。
あれ?っていう。「フランスのシャンパーニュ地方のものしか…」じゃなかったんですか?と思うかもしれませんがこれは
シャンパーニュで造られたワインを樽買いしたのがイギリスで、そうすると購入された樽をシャンパーニュからイギリスに送ることになるわけです。
そして極寒のシャンパーニュから温暖な気候となったイギリスの地にて発泡性を帯び、それをイギリス人が面白がってボトル詰めした。これがきっかけだったといわれております。

シャンパーニュ地方っていうのは本当に、寒いんですよね。
そして、寒いと、葡萄の「酸度」が上がる傾向にあります。

葡萄も果物なので、寒いと酸味が引き立ち、あたたかいと果実味が増してくるような傾向があります。
日本でも、北にある青森ではどちらかと酸がアクセントとなっている果物のリンゴとか。
逆に南の宮崎県では、甘いマンゴーなんかが栽培されております。

ワインに当てはめてみても、
白ワインで有名な「シャブリ」…これもフランスの地域の名前なんですが、ドライで切れのある酸味が特徴的なんですよね。そんなシャブリもやはり冷涼な気候です。

逆にアルゼンチンのワインなんかはとてもふくよかでフルーティ。コクがあってまろやかで濃厚だったりします。
まぁシャブリとアルゼンチンだとつかわれる品種の違いも味わいに違いを生む要素の一つだったりするので、気候がすべてを決定するわけではないのですが
少なくともシャンパーニュの発泡性ワインの誕生にとってはこの極寒の気候が欠かせない要素の一つだったようですね。

この「尖りすぎた酸味」
さらに「春になると生まれてくる泡」

それらはかつてどちらかというとネガティブにとらえれておりました。
なんとかならないものかと考えていた一人の人物がいました。

そして、彼の発想がシャンパーニュの品質を格段に向上させることになったのですが、その人物こそが盲目の修道士ピエール・ペリニヨンことドン・ペリニヨン
オーヴィレーヌ修道院のセラリウス(酒庫係…ミサなどで使われるワインの管理をしたり、醸造をしたりという役職ですね)、

そう、こんにちでも彼への敬意を示した代名詞的シャンパーニュ通称「ドンペリ」として名を残している、シャンパーニュの神様です。
ドンペリニヨン氏は1638年の生まれでして、彼の功績は偉大なものであるとともに、ちょっと伝説じみた面もあるかもしれませんね。

いかんせん、300~400年くらい昔の話なので。

彼のなしたことで外せないのがアサンブラージュ(assemblage)。フランス語で調合、組合せ、寄せ集めと言う意味です。
ワイン業界ではワインのブレンドの事をさす言葉です。シャンパーニュ地方では白ぶどうではシャルドネ黒ぶどうではピノノワールピノムニエの3種類の品種のアッサンブラージュが認められています。

シャンパーニュって、基本的にはノンヴィンテージつまりボトルに作られた年度が書かれていないものが一般的なんですよね。
よいものや、良い出来の年は表記されるワインを作ったりもするんですが。
シャンパーニュは前述したように寒いんですよね。北緯49度と言うぶどう栽培の北限産地であり、年によりぶどうのできにばらつきがあり、品質の安定が難しい産地でした。
それを解決すべくドンペリニヨンが生み出したのがアッサンブラージュ。
エリア別、品種別、年代別に一次発酵後のベースとなるスティルワインを複数用意して、毎年調合をします。スティルワインというのは発砲していないワインのことですね。赤ワインや、白ワイン。
それも、過去何年も前の貯蔵していたものを使います。
これによりヴィンテージにより味わいに開きがでないよう、そのメゾン(メーカー)のスタイル、定番の味を守りつつ、安定したシャンパーニュを常に作り出せるような方法を編み出したというところですね。。

あと面白いのが、昔はネガティブ要素だった「発泡性」「酸味」。これらこそが今や、シャンパーニュの特徴の一つとして認識されているという点ですね
ドンペリニヨンが「泡」に対してとったスタンスが「じゃあもう逆に、泡のたくさん出るワインを作ってしまおう」というものだったんですよ。
「私はいま、星を飲んでいる!」というドンペリニヨンの言葉は今でも伝えられており、そしてその泡が美しく保たれた時、シャンパーニュは席中の人々を虜にしたと、そういわれております。

そしてもうひとつの要素「酸味」。これもまた、シャンパーニュの特徴のひとつです。
好みはありますが傾向として、酸味が引き立ったようなシャープなワインの方が好まれる流れにあるような気がします。
お店で接客していてもそう感じることはすごく多かったですね。
また、さらに言えば最近はシャンパーニュスパークリングワインの甘辛度合いでも「最も辛い・最上級辛口」とされるワイン…
・ブリュット・ナチュール
・パ・ドゼ
・ドサージュ・ゼロ
あたりが注目され始めておりまして、こちらも現在ではかつての欠点が逆に評価基準となっているという、おもしろい形が残っております。

ドサージュっていうのは、スパークリングワインに糖分を加える工程のことなのですが、ここも深掘りするとちょっと面白いところでもあるのでまたワインラジオで取り上げてみたいなと思います。

ところでこのドンペリニヨン、イメージはというとやっぱりクラブとかキャバクラ、ホストクラブみたいなところで飲む高いお酒みたいなイメージがありませんか。
その中でもより高い価格が設定されているドンペリニヨンのロゼ。いわゆるドンペリピンク。ピンドンと呼ばれているものですね。
どうしてこのドンペリピンクがドンペリ白より高価なのかというと

ひとつは「ロゼだから」すなわち、ロゼの色を出すために黒葡萄をブレンドワイン醸造においてはアッサンブラージュと言うのですが、
その黒葡萄とのアッサンブラージュによるひと手間がかかるため。

ふたつめが「そのために使われている黒葡萄がピノノワールであること」。そしてこのドンペリピンクのコンセプトが「ピノノワールのオマージュ」というテーマで造られていること。
なのです。ピノノワール…「世界で最も高貴な品種」ともいわれ、あの「ロマネ・コンティ」も100%ピノノワールによって生み出されます。
そしてドンペリピンクはアッサンブラージュブレンドですね)で、ロゼで、スパークリングながらも、このピノノワールを表現できねばならない。
そのためにかかる手間と技術、管理のための費用がかかるため。

みっつめが「熟成期間の違い」。ドンペリの白は、リリースまでの熟成期間として最低8年間が必要です。たとえば今、2019年に醸造されたドンペリ白はリリースされるのが…2027年ですか。
結構先ですよね。
対してドンペリピンクの熟成期間は、14年。2019年に醸造されたドンペリピンクのリリースは…2033年
なかなか先ですけれどその熟成期間分がコストとしてかかっているということです。

ただそれにしても、高いですよね。

多分にブランド化されているというか、ちょっとのっけっすぎと思うケースが多いというか…どうなんでしょうか。

さて。
本日はスパークリングワインとシャンパーニュの違い。
そこに絡めましてシャンパーニュの神様ことドンペリニヨンのエピソードをお伝えさせていただきました。


シャンパーニュはやっぱり他に類を見ない、唯一性の高いAOCだなと思います。
なので結構紹介したいエピソードがありますね。

たとえば1811年のヴィンテージは「彗星ヴィンテージ」と呼ばれてるんですよね。
シャンパーニュ地方を通過した彗星のおかげで大豊作となったといわれる1811年、
それを記念したすばらしいヴィンテージとして「彗星ヴィンテージ」が造られたりですとか。

あとはブランドブラン「白からの白」というシャンパーニュや逆にブランドノワール「黒からの白」というシャンパーニュですとか。

あとはシャンパーニュ醸造法とか…この辺りを知るとスペインの有名なスパークリングワイン「カヴァ」なんかへの理解もふかめることができますし、

 

よろしければまた、お話しさせていただければと思います。

それでは。
ソムリエのYosukeでした。
ありがとうございました。

 

←前【Vol.4】EU関税撤廃により安くなるワインについて。
https://youtu.be/3tKEVb_Nk9w

次【Vol.6】→
ただいま作成中です。

聴くだけでワインに詳しくなれる、聞いて覚えるワインのトレンド。スキマ時間でワインのまめちしき、うんちく、トピックをソムリエがあなたにお伝えします。


動画内で出てきたワイン
ドン・ペリニヨン
https://www.mhdkk.com/brands/dom_perignon/

動画内で出てきた用語
■ピュピトル
https://www.suntory.co.jp/wine/nihon/blog/16011916.html

------------------------------------

■ワインラジオ
https://www.youtube.com/watch?v=jWhOGa2EIqI&list=PLKfH8RP-D4YDrp8qDq4wkmoSzEC5v0Uq-

■ソムリエようすけによるワインの抜栓
https://youtu.be/oz7tet0TJ_8

------------------------------------

ソムリエ試験・ワインエキスパート試験対策
読み上げ音声教材【2019-2020】

日本ソムリエ協会教本 -2019-
Japan Sommelier Association Textbook -2019-
(水色の表紙の教本)

の内容に準拠した音声読み上げ動画詰め合わせです。
随時追加しております。

https://youtu.be/ZJVw2RHSzGQ


------------------------------------

ソムリエ試験・ワインエキスパート試験対策
読み上げ音声教材【2018-2019】

日本ソムリエ協会教本 -2018-
Japan Sommelier Association Textbook -2018-
(オレンジ色の表紙の教本)

の内容に準拠した音声読み上げ動画詰め合わせです。

全27動画。

https://youtu.be/7ZHANlAfUsk

------------------------------------


Youtube[ソムリエようすけのワイン講座]
https://m.youtube.com/channel/UCimopWiR_83tcUAVUh_XOEw

◆BLOG [WINEBREAKER]
https://sommelier-yosuke.hatenablog.com/

◆MAIL [ sommelier.yosuke@gmail.com ]

◆MUSIC [ humid / Pool English ]
https://youtu.be/S19Mm8SeMEs


------------------------------------

【ワインラジオ003】-聞き流しワインの知識-エチケットって?ワインのラベル-衝撃の次世代エチケットと、ムートン・ロートシルトのアートラベル-

f:id:sommelier-yosuke:20190403054022j:plain

【第3回】

「エチケット(ラベル)って何なのか、その語源とは?」
スマホとワインの関係性-衝撃の次世代エチケット-」
5大シャトーのひとつ、ムートン・ロートシルトのアートラベル」

 

につきまして「聞くだけでワインに詳しくなれるラジオ」を作成いたしました。

 

 

youtu.be

 

こちらの下部に「シャトー・ムートン・ロートシルトのアートラベルを手掛けたアーティスト一覧」も掲載しておりますのでよろしければ参考になさってくださいませ。


←前【Vol.2】 犬と人が作り上げるワイン「ナティンガ・プロジェクト」
https://youtu.be/yRcqcOlDx-I

 

次【Vol.4】→ EPAにより安くなるEUワインって?
https://youtu.be/3tKEVb_Nk9w

 

 

ARを使ったエチケット
https://twitter.com/i/status/1106887225734807553

 

動画内で出てきたワイン
■ムートン・カデ
https://www.enoteca.co.jp/item/list?_label=MA&utm_source=yahoo&utm_medium=cpc&utm_campaign=yss_camp

------------------------------------

■ワインラジオ
https://www.youtube.com/watch?v=jWhOGa2EIqI&list=PLKfH8RP-D4YDrp8qDq4wkmoSzEC5v0Uq-

■ソムリエようすけによるワインの抜栓
https://youtu.be/oz7tet0TJ_8

------------------------------------

ソムリエ試験・ワインエキスパート試験対策
読み上げ音声教材【2019-2020】

日本ソムリエ協会教本 -2019-
Japan Sommelier Association Textbook -2019-
(水色の表紙の教本)

の内容に準拠した音声読み上げ動画詰め合わせです。
随時追加しております。

https://youtu.be/ZJVw2RHSzGQ


------------------------------------

ソムリエ試験・ワインエキスパート試験対策
読み上げ音声教材【2018-2019】

日本ソムリエ協会教本 -2018-
Japan Sommelier Association Textbook -2018-
(オレンジ色の表紙の教本)

の内容に準拠した音声読み上げ動画詰め合わせです。

全27動画。

https://youtu.be/7ZHANlAfUsk

------------------------------------


Youtube[ソムリエようすけのワイン講座]
https://m.youtube.com/channel/UCimopWiR_83tcUAVUh_XOEw

◆BLOG [WINEBREAKER]
https://sommelier-yosuke.hatenablog.com/

◆MAIL [ sommelier.yosuke@gmail.com ]

◆MUSIC [ humid / Pool English ]
https://youtu.be/S19Mm8SeMEs


------------------------------------

☆おまけ☆

シャトー・ムートン・ロートシルトのアートラベルを手掛けた芸術家たち

1945  Philippe Jullian フィリップ ジュリアン
1946  Jean Hugo ジャン ユーゴ―
1947  Jean Cocteau ジャン コクトー
1948  Marie Laurencin マリー ローランサン
1949  Andre Dignimont アンドレ ディニモン
1950  Georges Arnulf ジョルジュ アルヌルフ
1951  Marcel Vertes マルセル ヴェルト
1952  Leonor Fini レオノール フィニ
1953  Annee du Centenaire*
1954  Jean Carzou ジャン カルズー
1955  Georges Braque ジョルジュ ブラック
1956  Pavel Tchelitchev パヴェル チェリチェフ
1957  Andre Masson アンドレ マッソン
1958  Salvador Dali サルバドール ダリ
1959  Richard Lippold リチャード リッポルド
1960  Jacques Villon ジャック ヴィロン
1961  Georges Mathieu ジョルジュ マシュー
1962  Matta マッタ
1963  Bernard Dufour ベルナール デュフール
1964  Henry Moore アンリ ムーア
1965  Dorothea Tanning ドロテア タニング
1966  Pierre Alechinsky ピエール アレキンスキー
1967  Cesar セザール
1968  Bona ボナ
1969  Joan Miro ジャン ミロ
1970  Marc Chagall マルク シャガール
1971  Wassily Kandinsky ワッシリー カンディンスキー
1972  Serge Poliakoff セルジュ ポリアコフ
1973  Pablo Picasso パブロ ピカソ
1974  Robert Motherwell ロバート マザーウェル
1975  Andy Warhol アンディ ウオーホール
1976  Pierre Soulages ピエール スーラ―ジュ
1977  Hommage a Sa Majeste la Reine Mere d’Angleterre  ハーマジェスティ―クイーンエリザベス
1978  Jean-Paul Riopelle ジャンポール リオペル
1979  Hisao Domoto 堂本尚郎
1980  Hans Hartung ハンス アルトゥング
1981  Arman アルマン
1982  John Huston ジョン ヒューストン
1983  Saul Steinberg ソウル シュタインベル
1984  Agam アガム
1985  Paul Delvaux ポール デルヴォー
1986  Bernard Sejourne ベルナール セジュルネ
1987  Hans Erni ハンス エルニ
1988  Keith Haring ケイト ハリング
1989  Georg Baselitz ジョルジュ バセリッツ
1990  Francis Bacon フランシス ベーコン
1991  Setsuko セツコ
1992  Per Kirkeby ペール キルケビー
1993  Balthus  バルテュス
1994  Karel Appel カーレル アペル
1995  Antoni Tapies アントニ タピエ
1996  Gu Gan グー ガン
1997  Niki de Saint Phalle ニキ ド サン ファル
1998  Rufino Tamayo ルフィーノ タマヨ
1999  Raymond Savignac レイモン サヴィニャック
2000  Le petit belier d’Augsburg
2001  Robert Wilson ロバートウィルソン
2002  Ilya Kabakov イリヤ カバコフ
2003  Hommage a un cent cinquantenaire 150周年記念ラベル
2004  Prince Charles プリンス チャールズ
2005  Giuseppe Penone ジュゼッペ ペノーネ
2006  Lucian Freud ルシアン フロイド
2007  Bernar Venet ベルナール ヴェネ
2008  Xu Lei シュ レイ
2009  Anish Kapoor アニッシュ カプーア
2010  Jeff Koons ジェフ クーンズ
2011  Guy de Rougemont ギィ ドゥ ルージュモン
2012  Miquel Barcelo ミゲール バルセロ
2013  Lee Ufan リー ウーファン
2014  David Hockney デイヴィッド ホックニー
2015  Gerhard Richter ゲハルト リヒター

 

ソムリエによるワインのコルクの抜栓方法。ソムリエナイフを使う手元をアップで。

J.S.A.認定ソムリエのYosukeです。

 

f:id:sommelier-yosuke:20190301053847j:plain


「ワインをソムリエナイフを使って抜栓する方法」についての動画を作成いたしました。

 

今まで抜栓したワインの本数を数えたことはありませんが、おそらく1000本はくだらないかと思います。この本数が多いか少ないのかはさておき、得てきた経験や技術をもしも役立ててくださる方がいらっしゃれば…と思い、作成いたしました。

 

www.youtube.com


動画撮影や編集に不慣れで見にくいところなどあるかもしれません。

ご指摘いただけましたら、できる範囲でより分かりやすいものをご用意したいと考えております。

 


また、ワインに関して知りたいこと、疑問に思っていることなどお伝えくだされば知りうる限りお答えしたいとも思っておりますので、コメントやメールなどいただけましたら大変ありがたいです。

 

[music] humid / Pool English 

https://youtu.be/S19Mm8SeMEs

 


------------------------------------

ソムリエ試験・ワインエキスパート試験対策

暗記用 聞き流し音声

 


■頻出ワイン用語集

https://youtu.be/_S2OfK9b4Mg

 


■プリムール(ヌーヴォー)

https://youtu.be/6-3fSfk3g3Q

 


■エチケット(ラベル)の残糖量表示(ブリュット-BRUT-等)

https://youtu.be/QmXG_uPm5IE

 


■栽培地域・気候区分

https://youtu.be/61eIqDsd1Ak

 


EUラベル表示【義務】と【任意】の記載事項

https://youtu.be/_HVsNjxLwos

 

 

 

[フランスA.O.C.]

 


メドックの格付け

https://youtu.be/ZwN3NQaXgpk

 


■グラーヴの格付け

https://youtu.be/WxC2rmeSgEg

 


サンテミリオンの格付け

 ポムロール主なシャトー

https://youtu.be/jv51bzQPLfc

 


■コート・ド・ニュイ

https://youtu.be/ezVkGT8Pur4

 


■コート・ド・ボーヌ

https://youtu.be/yLk4j7OqqD4

 


■ソーテルヌ・バルサック

https://youtu.be/D5iZxir50RA

 


■コード・ド・ローヌ

https://youtu.be/iRvt7Kkcdn0

 


シャンパーニュ

https://youtu.be/ohRWBrXCFuo

 


■ロワール(1)

https://youtu.be/tujgATciam0

 


■ロワール(2)

https://youtu.be/kUEXB8o8tyQ

 


ブルゴーニュ

https://youtu.be/bCUz4Vm1gvY

 


■南西地方

https://youtu.be/3VEAup9hcfk

 


プロヴァンス・コルス

https://youtu.be/JVQyAKWJW2I

 


■ジュラ・サヴォワ

https://youtu.be/RhNJHHWVozc

 


■ラングドック

https://youtu.be/Aixa0o4s2dA

 

 

 

[イタリアD.O.P.(D.O.C.G.)]

 


ピエモンテ州

https://youtu.be/13OYIVABS_A

 


ロンバルディア州

 ヴェネト州

https://youtu.be/SD55ethix5A

 


■フリウリ・ヴェネツィア・ジューリア州

 エミリア・ロマーニャ州

 トスカーナ州

https://youtu.be/YjfkqKH-VQY

 

 

 

ウンブリア州

 マルケ州

 ラツィオ州

 アブルッツォ州

 カンパーニア州

 プーリア州

 バジリカータ州

 シチリア州

 サルデーニャ州

https://youtu.be/QycmGuoLiDo

 

 

 

[ドイツ]

 


■葡萄品種のシノニム(別称)・交配

https://youtu.be/PGmC5vJKpAU

 

 

 

[日本]

 


■葡萄品種の栽培地・交配

https://youtu.be/rdKQ4DxLyAI

 


------------------------------------

 

 

 

Youtube[ソムリエようすけのワイン講座]

https://m.youtube.com/channel/UCimopWiR_83tcUAVUh_XOEw

 


BLOG [WINEBREAKER]

https://sommelier-yosuke.hatenablog.com/ 

 

 

 

[MAIL]

sommelier.yosuke@gmail.com

 


------------------------------------

ソムリエテイスティング(35)〜二本で1000円のチリワイン〜

こんばんは。
ソムリエのyosukeと申します。

 

f:id:sommelier-yosuke:20190226153300j:image

 

チリの、メルローカベルネソーヴィニヨンのアッサンブラージュ(ブレンド)です。

 

青く、若いニュアンスですね。
ピーマン、シシトウ、フェンネルローズマリーなどハーブ系のブルーなニュアンス。

 

フィニッシュに鼻から香りが抜けて行くような。

チリのスタンダードでオーセンティックなカベルネソーヴィニヨンの印象があります。

 

メルローが入ってるぶんもっと柔らかく穏やかなニュアンスかと思いましたが、結構ドライでびっくりでした。

 

しかし今夜食べたピーマンの肉詰めには、よく合いました!ピーマンという点でマリアージュしたのかな。

 

YouTubeで、ソムリエ・ワインエキスパート用暗記事項読み上げ音声を配信しております。
https://m.youtube.com/channel/UCimopWiR_83tcUAVUh_XOEw

ブログ
https://sommelier-yosuke.hatenablog.com/

ソムリエテイスティング(34)〜ツー・カンガルー〜

f:id:sommelier-yosuke:20190222221453j:image

 

こんばんは。
ソムリエのyosukeと申します。

 

本日のワインは
オーストラリアのメルロー
とっても飲みやすいですね^_^

 

ツー・カンガルー

メルロー

 

two kangaroo

merlot

 

オーク樽由来(と裏面に書いてありました)のヴァニラ香と、使用品種メルローの柔らかなニュアンスが良い感じに調和しており、すごく美味しかったです。
ワイン苦手だと思っている人も飲みやすいのではないのでしょうか。

 

少し高めの温度でまろやかにいただくのがいいようなこういうこっくりとしたワイン…。暖かくなる前に存分に楽しみたいですね。

 

ニューワールドは、お手頃価格でもこんなに美味しいワインに出会える…。
なので逆説的に、ある程度のお値段をワインにかけようという時にニューワールドを選ぶことが少ない理由となる気がします。

 

 

YouTubeで、ソムリエ・ワインエキスパート用暗記事項読み上げ音声を配信しております。

https://m.youtube.com/channel/UCimopWiR_83tcUAVUh_XOEw

 

ブログ
https://sommelier-yosuke.hatenablog.com/

 

 

ソムリエテイスティング(33)太陽に愛されたワイン、コート・デュ・ローヌ

コート・デュ・ローヌを飲んでおります。

 

本当はこのワインで「ソムリエナイフを使った抜栓の方法」という動画を撮っていたのですが撮り終えてチェックしてみると充電切れという…😅

 

抜栓動画需要あるのでしょうか。

ご意見お待ちしております…!

 

というわけでテイスティング

 

 f:id:sommelier-yosuke:20190217221552j:image

 

domaine villesseche

 cotes du Rhone

2015

 

ドメーヌ ヴィーユセッチュ

コート・デュ・ローヌ

2015

 

 

ローヌ。

太陽に愛された地域のイメージがありますね。

「コートロティ(焼けた丘)」というワインが有名だからなのでしょうか。

まぁでもそんな感じですよね。

特に北部地区は日照量も多く…。

 

品種はシラーとグルナッシュを軸に比較的個性的な品種が多いかなと感じる地域ですね。

 

 

外観は濃いめのルビー色。グラス内部を伝うワインの涙は並〜少し粘性があるかな、と感じます。度数は13.5%かなと予測。

 

香りはハーブ主体のスパイス、みずみずしく生き生きとしたニュアンス。ローヌのワインは溌剌として生き生きした感じが時に生命力に溢れすぎていて疲れる…とか感じることもあるのですがなんていうかちょうどいい。

 

口当たりも柔らかくなめらかで親しみやすい。ほんのりと樽があるのでしょうか…辛みがソフトでいいですね。

 

うちの晩ごはんが「うどん」だったこともあるのですが突出しすぎず埋もれすぎず、いいバランスでした。

 

度数は13.5%

めずらしく自信を持って回答と正解を出せました!

 

ローヌ。

シラーとグルナッシュの産地と思っておりましたが奥深い…ローヌだけでも迷い込みそうになっちゃいますがフランスはおろか世界中にワインはありますからね。

 

生きてある間にどれだけ近づけるのだろう。