僕とチェアーという技のこと②
「チェアーはコツというより慣れ」。そんな言葉を信じてひたすら練習に励むようすけ。そんなある時、体に異変が。なんだか
「背中が、痛い。」
ぼくは右手の肘を脇腹にさしてチェアーをするいわゆる「右軸」。で、その右脇腹にさした肘の対角線あたりにあたる位置、左側の背中が…
痛い。
引き攣るような、呼吸をするとむせ込んでしまうような、比較的鋭い痛み。寝起きは特にひどく、寝返りも打てないほど。
これはちょっとやばい。
仕事や生活に支障が出る…
ということで、病院へ。
すると先生から
「あー、ブレイクダンスねー、よくあるんだよ。はいこれ。痛みが引くまで安静にね」と、痛み止めとコルセットを渡される。
そうか、そんなもんなのか?
良くあるのか?
すごい痛いんだけど対応軽いな…
と思いながらも「良くある」という先生の言葉に多少気が楽になり家路に。
しかし、練習したいという欲求が引かないようすけは、コルセットを厳重に巻き、痛み止めを飲み、チェアーの練習を即再開するのでした(真似しないでください)。
ちなみに。
後で知ったことですが、
「チェアーの肘をさす位置」が少し違ったみたいでした。
当時のぼくは「腰骨に直接当てる」くらいの位置に乗せてたんですが、もっと前側…「腹筋と脇腹の間のへこんでる位置」くらいでいいみたい。今はそこにさしてます。
(つづく)