ソムリエが〇〇をテイスティングしてみた②イタリアワインの女王
今回は、イタリアより、
BARBARESCO。
1980円。
バルバレスコとは。
イタリア北部「山麓」を意味する「ピエモンテ州」のワインですね。
ネッビオーロ、という品種を100%使い、同じくネッビオーロ100%の「バローロ」と並んで
イタリアワインの女王
と称されます。
☆
外観は、ややオレンジがかった淡いルビー色。チェリーやベリーなど、チャーミングな酸を持つフルーツのニュアンスに加え、ミントやハーブ、スミレのブレイヴァーも。
通常、「オレンジがかった色味」は、熟成とともに現れてくるとことが多いのですが、ネッビオーロ種から造られるワインは、熟成を経ずしてもややオレンジがかったものが多いです。
この色味も、バローロやバルバレスコを楽しむひとつの要素ですね!
口当たりはしなやかで、余韻に残るほのかなビターさ…
度数は、12.5%と予想。正解は13.5%。
☆
この時妻が買っていた
「アイスまんじゅう サクランボ味」
と一緒に飲んでみたところ驚きのマッチング!
最高でした…
ワインの持つチェリー系の酸とサクランボ味のソースがマリアージュしたんですね。
ワインと料理のマリアージュっていろいろな切り口があるのですが、ベーシックなのは「ワインと料理の持つ特徴を合わせる」ということ。今回のチェリーのニュアンスもそうですが、
燻したような風味のワインと燻製
尖った酸のあるワインには、レモンやライムをきかせた料理
など…。
知れば知るほど奥が深い!
けど、考えすぎずに、ワインを傾けながらテーブルの上のお料理をつまんで
「これと飲むと美味しく感じる!」
「このお料理食べた後だと変な味になる…」
とかそういう楽しみ方から始めてみたらいいと思います^_^