WINEBREAKER ワインブレイカー

ソムリエ資格を持つyosukeの、ワインのまめちしきやソムリエ試験対策紹介ブログ。

僕とエレキギターのこと。

老舗にして頂点の一角のギターメーカー「ギブソン」破産とのニュースを受け、ちょっと昔のことを思い出しました。

 


最近もうギターなんて流行んないのかなー。某トップアーティストがインタビューで「まだギター使って作曲してるの?」みたいなことを言っておりましたわそういえば。

 


ぼくの人生は、音楽との人生。ギターやバンド、それらにまつわる仲間や思い出がたくさんです。というかほぼそれ関係しかない。

 

音楽に触れてなかったら、周りにいる人たちや自分の歩んできた道やなんやかんや、全く違うものになっていたことでしょう。

 


24年前。中学2年。ようすけは生まれて初めて「自分のギター」を手に入れました。

YAMAHAの初心者用ストラトキャスター

2万くらいの。

 


きらきらと輝く弦、艶めかしく光るペグやブリッジといったメタリックなパーツ。ボディのセクシーでなめらかな曲線。握った手に伝わる、しっとりとしたネックの感触。

 


どれもこれもが「これが俺のギターなのか!」…と、心を高揚させてくれました。

 


しかし。

 


ギターは、見た目のカッコよさとは裏腹に、やはり地道な練習が必要なものです。

 


「弦を押さえて、はじく。

それをうまくできるようにする。

以下、繰り返し」

 


突き詰めると、それですからね。

 


多くの男子が青春時代にギターを購入し、その後インテリアとして部屋の一角を飾ることになる事からもわかるでしょう。

カッコよく弾きこなすイメージの中の自分と、初心者の自分との現実のギャップに耐えられないわけです。

 


ただ、ぼくにはそんなギターが合っていたようで、朝も夜も時間を見つけては練習しておりました。

 


元来スポーツや格闘技みたいに「誰かに勝つ、一位になる」みたいなのよりは、好きなものを思いきり楽しみたい、突き詰めたい…という性格だったこともあるかもしれません。1人も好きだったし。

 

 

 

個人差はあれど、ちゃんとやればやった分、ギターは返してくれるんですよね。孤独に打ち込んだ数年感があったから、後々訪れるステージの上に立つ日に、隣にいる仲間と対等でいられたわけです。

 

(なんかブレイクダンスと通じるとこがあるな)

 

ギターは終わるのか?

エレキギターイズデッドなのか?

あんなに楽しいものを、あれでしか得られない高揚感があるものを

「もう流行らないから」

「PCで音楽作れるから」

「練習めんどいから」

で無くしていいのか?

 

 

かつてギターに生きた37歳、ギターを生かすためになにかできることはないだろうか。

とりあえず、またゆるゆるとバンドを始めました。まずはそこからだ!

 


ギターレクチャー動画を作ってみるか…