ソムリエが〇〇をテイスティングしてみた④アルパカ
サンタヘレナ
アルパカ
チリ
2017
Santa Helena
alpaca
Pinot noir
chile
2017
なにかと話題のアルパカをテイスティングしてみた。ちょうど先日コートドニュイのピノ・ノワールをテイスティングしたのでちょうどいいかなと思い。
色はやや浅めのルビー色。オレンジのニュアンスはほぼ見受けられず。グラスを伝うワインの涙はゆったりと落ち、ピノ・ノワールにしては粘性の高さを感じる。はっきりとしたアルコール感がありそうなイメージ。
香りはベリーをベースに、落ち葉や腐葉土のような湿った香りが。
口当たりはなめらか。酸もピノ・ノワールにしては穏やかで飲みやすい。
余韻は、香りに混じっていた腐葉土のニュアンスが顔を出し、発酵したような苦味を伴ったフィニッシュとなる。このフレイバーは好き嫌いが分かれそう…ウォッシュチーズなんかとはいいんじゃないでしょうか。他には鰹出汁のきいたお料理、ラム肉、などかな。
度数の予測は13%。正解は13.5%。
極力偏見なくテイスティングに臨んだつもりではありますが、個人的にあまり得意ではない味わいでした。
このワインにふさわしい飲み方をぼくが見つけられなかっただけかもしれませんが…ほかのアルパカも飲んでみようー。