ソムリエが〇〇をテイスティングしてみた⑤プロのための店「ハナマサ」の激安ワイン
giovenale
Pinot bianco
rubicone IGT
ジョベナーレ
ピノ・ビアンコ
ルビコーネIGT
イタリア
600円くらい
イタリアのIGTワインです。
IGTとは…
イタリアの「地域特性表示ワイン」ですね。
その土地のブドウが85%以上使用することが義務づけられております。このワインの場合は
「rubicone(ルビコーネ)」という表記がその土地の名前です。エミリア・ロマーニャ州。
品種はピノビアンコ。フランスで言うところのピノブランですねー。ピノグリというブドウの変異種と言われております。
ハーブ系の爽やかな香りをまとい、しっかりした酸とビターな余韻が特徴となる造りが多いようです。
それでは、テイスティング!
色は輝きのある淡いレモンイエロー。
香りは穏やかながら、レモンとハーブ中心の爽快感ある香り。グラスを伝う涙はすっと落ち、輝きからも酸がしっかりした雰囲気がうかがえる。アルコール度数は平均的な度数か、やや低めと外観から予測。12%~13%?
しかし正解は10.5%…おおはずれー。
口当たりはみずみずしく、酸も外観で予測したよりも穏やかでスムーズ。フィニッシュはややビターな酸味が残るが総じて癖がない。
価格もとてもお手頃で、日々のデイリーワインとして家にあったら気軽に飲めていいなぁという印象。