ソムリエが〇〇をテイスティングしてみた⑧聖母の乳といわれるワイン
LIEBFRAUMILCH
Q.B.A
マドンナ
リープフラウミルヒ
ドイツを代表するワインのひとつ、
マドンナのリープフラウミルヒ。
購入価格は1000円弱。
セパージュ(使われてる品種)は
ミュラー・トゥルガウ
ケルナー
ですね。
このワイン。ソムリエ教本にも載っている銘柄なので「飲んだことありません」てのは、まずいよなー。だけどあんまり好きじゃあなさそうなんだよな…と思って過ごしておりました。
それではテイスティング!
色は思ったより淡め、というよりかなり淡い。ワインの涙は鋭く落ち、色味と相まってクリアーなテイストを予感させる。ディスクは中庸から、やや厚め。
華やかな香り。菩提樹、リースリング特有のペトロール香。マスカット、蜜柑などやや熟した果実のような香り。
口当たりは滑らかさと弾ける酸味が同居して、いい感じのバランス!温度低めで飲んだせいもあるのか、甘みが締まっており、どちらかというと深みや広がりというニュアンスに感じる。
繰り返しになりますが、とにかく酸味と甘みのバランスが良い!
度数予想は10%
正解は9%
いやー。
とっても美味しかった!!
「聖母のミルク」を意味するこのリープフラウミルヒ。こんな美味しかったのか!歴史あるドイツを代表するワインというところから、さぞや甘いんだろうなぁと思い込んでおりましたね。
未だにワインにはおどろかされます。やはり先入観を持ちすぎてはいけませんね。