今夜はパパがコックさん(13)牛タンと夏野菜のカポナータ
季節の夏野菜でトマト煮です。はっきりいって具材はもうなんでもいいんですが、暑くなってくるとこっくりした煮物よりはこういう酸味あるもの煮込みもいいですよね。
冷製でもいけますので、一品足りないなーという時や朝の時間ないときでも、タッパーからお皿に盛り付けるだけで立派なメニューに!
ちなみに、トマトの酸味はうちの子ちょっと苦手なので、お砂糖を使って酸味をまろやかにしたお子様向けトマト煮にして仕上げてみました。
☆牛タンと夏野菜のカポナータ☆
ラタトゥイユやカポナータは、やわらかな食感に偏りがちのお料理。はっきり食感の牛タンとエリンギを使ってコントラストを出してみました!
牛タン…300g
茄子…一本
玉ねぎ…一個
ピーマン…3個
にんじん…一本
エリンギ…2本
にんにく…一欠片
ホールトマト…1缶
コンソメブイヨン…5個
白ワイン…100cc
砂糖…小さじ1.5杯
オリーブオイル…大さじ2杯
①牛タンを一口大に切り、塩をふり下味をつけておく
②にんにくと玉ねぎをスライスし、オリーブオイルを敷いたフライパンで焦がさないように弱火で炒める。
③牛タンとエリンギを入れて中火でさっと炒め、ホールトマト、白ワイン、お砂糖を加えて煮込んでゆく。
④にんじんと茄子をゴロッとカットし、加える。
⑤ブイヨンを砕いて加えて混ぜ、弱火で混ぜながら30分程度煮込む。このゆっくりした火入れで牛タンがいい感じの食感になります。
⑥ピーマンを少し太めの千切りにして加え、強火にして混ぜ合わせ軽く火を入れる。
はい完成!
煮込むのに多少時間がかかりますが、その間にテーブルのセットや洗い物を完了させておけば、できるパパ認定されることうけあい!(かどうかは人によるけど)
🍷ワインとのマリアージュ🍷
フランスの「ラタトゥイユ」とイタリアの「カポナータ」。
どちらもトマトベースの煮込みなのですが、その定義の違いとして、茄子を使っているか否かってのがあるそうです。
茄子を使っているとイタリアの「カポナータ」という概念になるそう。
そんなわけで、合わせるならやはりイタリアワインかな!
(お砂糖でまろやかに仕上げているとはいえ)トマトの酸味あるテクスチャがあるので、合わせるなら、やはり酸のたったワインを
ということで酸のたったイタリアワインの代表的な品種といえば思い浮かぶのが「サンジョベーゼ」。ですかね。
そしてこのサンジョベーゼから作られる「キャンティ」。こちらどうでしょう!
さらに言うなら、安くて早飲みタイプのキャンティのほうがよりいいんじゃないかなー。1000円くらいで買えるやつ。
ちなみにいま、このお料理とあわせているのはイタリアのアプルッツォ州の「モンテプルチャーノ」という品種。
悪くないけど、やっぱりもう少し酸があった方が合いそうな感じがしますね。
ちなみに仕上げでお皿を飾ったのはオリーブオイルとパセリグラニュール。これだけでちょっと、プロっぽくなるかもしれませんね?笑