ソムリエがテイスティングしてみた(19)感動をくれた赤ワインの造り手による、白ワイン
イタリア、マルケ州のワイン「チウ・チウ」。
この人の作る赤ワイン「ラクリマ」が本当に衝撃的だったので購入いたしました。
白ワイン。どうでしょう!
楽しみー。
CIU CIU
falerio
D.O.P.
2016
チウ・チウ
ファレリオD.O.P.
オリス
2016
トレッビアーノ50%
パッセリーナ30%
ペコリーノ20%
やや濃いめのイエロー。ディスクは薄く、涙の落ち方もシャープ。グラスの底に小さな泡が残る様子はミュスカデを彷彿とさせます。が、色が濃い。
香りはレモンやライムを中心に、オリエンタルなハーブのニュアンス。八角(アニス)とか。
最近アニスに縁があるな。
口当たりはハーブ公が強い印象。柑橘もあるが、アニスとオレンジ、薬草…ボディはしっかりとしており、お花の蜜、蜂蜜、軽めの黒蜜のようなニュアンス。余韻は酸と蜜柑のような親しみあるフィニッシュ。
バランス良いながらも蜜系のちょっとしたひねりがあり、いい感じに個性的って感じですね!
中華と良さそう。
あとなぜかパンケーキ食べたくなりました。
あれかな、メープルシロップと合わせてみたい感じがあるのかもしれません。
度数は13%かな?
13%!正解!
美味しかった!
ステキなワイン。
だけど、この造り手の赤「ラクリマ」をはじめてテイスティングした時の感動には残念ながら遠く遠く及ばない…。
試飲会に行くと100種類前後のワインを一気にテイスティングすることも多いのですが、本当に感動できるワインってその日に一本あればいい方、ってくらいの割合に思えます。
ソムリエようすけの、ワイン探しの旅は続く…