パパ30年ぶりの読書感想文(9)~自分の才能の見つけ方 本田健~
才能については、最近ずっと考えています。
自分の才能ってのはなんなのか。
そもそもそんなものあるのか。
これかもしれない!
と思ったかとおもえば
いやいやこんなの誰でもできるだろう…
と思い悩んだり。
そこで読んでみた一冊。
この本によれば、ひとつヒントとして
【自分は当然のようにできているし、それが特別なものとも思っていないにもかかわらず、人から「〇〇ができるなんてすごいですね」という言葉をかけてもらえること】
というのが、ひとつの「才能の見つけかた」としてあるらしいです。
ぼくはわりかし仕事で接客をしたり、人とお話ししたりが好きなのですが、このあいだ同僚から「お客さんとお話しできるの、すごいですよね…」と褒めてもらえたんですよ。
思わず「へ?」みたいな反応をしてしまいましたが、もしや会話や接客の才能があったのかもしれません!笑
ところで、才能を生かすというのは自身にとって大切なことには違いありませんが、世界と社会にとっても大切なものだと考えております。
もっと言うのであれば
「才能を生かさないのは、社会に対する損失です!」みたいな!
ぼくでいうのであれば、ソムリエという仕事を通して得たワインに対する情熱や、感動。週末に抜栓するワインを選ぶときのワクワク感。
この感覚をもっとみんなに広めたい。
この気持ちに、なにかしら別の才能をかけあわせることができれば、全く新しいものが作り出せそうな感覚もあります。
そんな予感を抱きつつも一歩を踏み出すことができずにいるってことは、世の中で待ってくれている人たちを、ずっと待たせ続けてしまうことになると思うんですよ。
あなたの才能はなんでしょうか。
やってみたいことや好きなこと、ありますでしょうか。
それが形となって出てくることを待っている人は多いはずです。
もしも「自分には特別な才能なんてないから…」とお思いの方は、本書を手に、あらためて自分の才能を探しに行ってみてはいかがでしょう。