WINEBREAKER ワインブレイカー

ソムリエ資格を持つyosukeの、ワインのまめちしきやソムリエ試験対策紹介ブログ。

ソムリエテイスティング(27)〜アルパカ制覇③ピノ・ノワール〜

ついにピノノワール

避けては通れぬ品種ですね。

繊細で栽培の難しい品種であることから「黒いダイヤモンド」とも呼ばれ、フランスのブルゴーニュ地方を代表する葡萄。

 

かの「飲むよりも語られることの方が多い」と言われるワイン「ロマネ・コンティ」もまた、100%のピノノワールより生み出されております。

 

その品種特性は「エレガント」。華やかな香り。女性的で線の細く柔らかい、スムーズな口当たり。繊細な余韻…。多くのワインラヴァーを魅了するワイン。ピノノワールなくして赤ワインを語ることはできません。

 

そんなピノノワールを使った「アルパカ」です。

テイスティングしてみましょう!

 

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アルパカ

ピノ・ノワール

2017

チリ

 

Alpaca

Pinot Noir

2017

Chile

 

ボトルの形状もやはりなで肩の「ブルゴーニュタイプ」のものなのですね。

 

色はあわめのルビー色。オレンジを基調とした熟成感ともとられがちなニュアンス。ピノノワールらしい外観を備えております。

 

香りは穏やかでチェリーやベリーの赤系果実中心にスミレ、あとなぜか桜を感じました…

 

口当たりから喉ごし、ボディ、フィニッシュまであくまでしなやかで流れるようなワイン。正直言って「典型的かつオーセンティック、クラシカルでスムーズで完成度の高いピノノワール」と言ってしまうと思います。

 

香りと余韻はやや弱い感じもありますが充分!

アルパカピノノワールやばすぎ。

これが600円って…こわいわ。

 

 

これもまた、「ピノノワール好きの人」に、ブラインドで出題してみたいですね。

おそらく「品種はピノノワール」というところまでは行きつくと思うのですが、価格帯や「アルパカ」という答えを出せるのでしょうか?

 

ぼくも不意打ちで出題されてみたいです。笑

アルパカと答えられるかどうかは、わかりませんが…ww