WINEBREAKER ワインブレイカー

現役ソムリエで二児のパパyosukeによる、ワインやレシピ紹介ブログ。人生に役立つ書籍レビューやブレイクダンスダイエットも。

パパ30年ぶりの読書感想文(15)~刑務所なう。 堀江貴文~

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ムショ入りしていた時の堀江貴文氏の日記。

この本、未だに売れ続けているようでそれがまた「これから刑務所に入る人への贈答品」というニーズがあるそう。うーむなるほど。

 

収監から移送、日々の暮らしや人間模様。我々からすると非日常である刑務所内での光景やその日のお食事メニューなどが著者の心情とともに綴られており、なかなか興味深く読むことができます。

 

本人も冒頭で述べておりますが「安全なところから非日常をのぞき込んじゃう、少しイケナイ感覚」…。

 

読者は1日1日が記されたそのページを指先でパラパラっとめくって次から次へと読んでいってしまうわけですが、本人にしてみればこの一日もまた、本人なりの重さや大変さがある1日なんだよなぁ…。

 

刑務所の中でさえ、懲役作業の効率化や刑務所製品のブランディングに思いを巡らす堀江さんの思考には驚くとともに、なんだかちょっと笑えちゃいます。

 

日記以外のコンテンツもなかなか充実しており、飽きずに読めました。

時事問題に関するオピニオンや、ホリエモンの面会に来ている担当者S氏視点からのエピソード、さらには挿絵代わりのマンガまで載っております。

 

 

それにしても時事問題は「あぁ、あったなー」という事件が多く、なんだか感傷的になります。陸山会、IPS細胞、オリンパス…。そりゃ歳も取るわけだ。

 

個人的には巻末にまとめられていた「刑務所図書館」が面白かったです。

堀江さんが獄中で読破した本やマンガ、観た映画のレビューをまとめたコーナーですね。

「とんび」読んでみよう!

ドラマ「カーネーション」も見てみたいな!長そうだけれど…。

 

ちなみに「刑務所なう。」これ1冊で完結かと思ったら、そういういうわけではないんですね。

ホリエモンがシャバに戻る日や、その前後はどうなってるんだろう、そのあたりの記録面白そうだなー」…と思いながら読んでいたのでちょっと残念。シーズン2に続くみたいですね。こちらもそのうち読んでみよう。「刑務所なう。シーズン1」終了時にすでに20Kgの減量に成功している堀江さんの体重がいくつになって刑務所を後にするのか…。地味に気になってます。

 

今夜はパパがコックさん(45)~鶏モモきんぴら~

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きんぴら、作りました!

鶏モモ肉も使って、食べ応え抜群!

子ども受けもいいですし、冷蔵庫から出して盛るだけで一品になります。

たくさん作ってタッパーに常備菜としておいとくと、ごはんのしたくが楽ですよー。

 

ごぼう…2本

にんじん…1本

こんにゃく…1個

鶏もも肉…2枚程度

 

砂糖…大さじ3杯

しょうゆ…大さじ4杯

酒…大さじ2杯

みりん…大さじ1杯

水…大さじ4杯

顆粒和風だし…小さじ1杯

 

ごま油…適量

塩…適量

炒りごま…適量

 

ごぼうは金ダワシなどで表面の汚れを洗い落とし、ささがきにする。ささがきにしたごぼうは水にさらしておく。

 

にんじん、こんにゃくは千切りにする。こんにゃくは沸騰したお湯で30秒程度茹で、あく抜きをしてザルにあける。

 

鶏肉を一口大よりやや小さめにカットする。

 

フライパンにサラダ油をしき、よく水を切ったごぼう、こんにゃく、にんじんを炒め合わせる。程よくいたまったら砂糖、鶏肉を加えてさらに炒める。

 

④に酒、しょうゆ、水、みりん、顆粒だしを加え、強火で煮汁を詰めていく。フライパンを時々ゆすって焦げ付かないようにしながら、全体に味をなじませる。

 

煮汁がある程度詰まったら塩で味を調え、ごま油を回しかけて香り付けをする。盛り付けたら炒りゴマをパラっと飾る。

 

完成です!

 

今回はこんな材料で作りましたが、他の合いそうな食材としてはレンコン、油揚げ、サトイモ…。高野豆腐なんかもよさそうですね!いろいろ試していただければと思います。

 

ワインとのマリアージュ

 

コクがあるけど渋みの少ない赤ワイン、欲を言えばコクは樽ではなく葡萄の凝縮感から出ているものの方がいいかと思います。カリフォルニアのメルローあたりで樽がそんなに効いていないものがあれば、そのへんがなかなかいいじゃないかと思います。

 

全体的に、ほんのり甘みがあるようなものが合いそうですね!

そういう意味では白ならリースリング、あとはロゼワインなんかもよさそうな気がします。

 

お好きなワインでお試しくださいませ!

パパ30年ぶりの読書感想文(14)~起業家 藤田晋~

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サイバーエージェント代表取締役藤田晋氏による自伝的1冊。熱い…!!「21世紀を代表する会社」という理念を掲げ創られたサイバーエージェントも、順風満帆ではなかったのですね。悩み、迷い、不安と戦いながら自分を信じ、社員を信じ、その結果としての今があるという。

 

起業を志す者でなくとも、ビジネスマンでなくとも、必読の書!

2018年最高の一冊は堀江貴文さんの「ゼロ」かなーと思っていたのですが、この「起業家」もめちゃめちゃ素晴らしい!

 

ひとりの青年が起業に託す思い。純粋に物語としても面白いんです。「半沢直樹」以降、社会派ドラマが増えた気がするのですが、ああいうドラマ好きな人なんかは面白く読めるんじゃあないでしょうか。「下町ロケット」「陸王」とか…。

 

サイバーエージェントといえばブログサービス「アメーバブログ(通称アメブロ)」が有名です。しかしアメブロがここまで普及するまでの道のりが、こんなにも苦難と執念に満ちたものだったとは。

 

藤田氏がサイバーエージェントの軸に据えようと考えつつ、なかなか利益と実が伴わない「メディア事業」。株主には無能な経営者と言われ投資家には嘲られ、社員にも「負け馬には乗りたくない」と敬遠されてきたメディア事業部を「必ず将来サイバーエージェントの核となる」と信じて育て続ける藤田氏の姿といったらもう。

 

「メディア事業部が2年間でうまくいかなかったら、私は社長を退任します」と宣言し、自らメディア事業部をプロデューサーとして率いる藤田さん。本人も述べている通り「熱狂」と言ってしかるべき鬼気迫る姿。アメーバブログが30億ページビューページビューを達成し、黒字化した瞬間は読者であるぼくもほっと胸をなでおろしました…。

 

アメーバブログが普及した今から遡ってみてみると「これだけの努力の陰に今のアメブロがあるんだなぁ…」なんて思えますが、当時アメブロを育てていたスタッフは、今の仕事と努力が未来にどうつながるのか確証はなかったはずです。

暗闇の中で糸口も見えず、それでも邁進するしかない。目の前の仕事が明日へとつながると信じてやっていくというのは、言葉で言う以上に大変なことだったことでしょう。

 

起業家を読み終わった後にサイバーエージェントのサイトを見て「メディア事業」の文字を目にするとなんていうか込み上げてくるものがありましたね。

 

また、藤田氏はライブドアを率いる堀江貴文さん通称「ホリエモン」とも懇意だったようで、ライブドアサイバーエージェントがともに、切磋琢磨しつつ業界を突き進んでいく姿は心が躍るものがあります。仲間として、時にはライバルとして…。

 

そんな堀江さんのライブドア強制捜査が入る場面もすごい。ライバルにして盟友が収監されていくその姿を、著者はこう見ていたのか…実際に起きた瞬間を知っているだけにドキドキが止まりませんでした。

 

ライブドアといえば、思い切りの良い舵の切り方をする堀江さんに比べて、慎重な経営といえる藤田氏。「我々が慎重にやっている間に勝負が決まってしまうかもしれない。自分たちは信念をもって自分たちの経営を貫いているつもりでしたが、もしかしたら、単に我々の経営能力が低いだけなのかも知れない。」と、実に人間らしく悩んだりもします。当たり前ですが、起業して世の中を変えていこうと考えていたとしても、やはりそこは普通の、人間なんですよね…。

 

何度も失敗し、葛藤し、疲弊しボロボロになりながらも前に進むことをやめず、信じることをやめない。

 

ちなみに藤田晋さん、気分転換だったりでHIPHOPのライブに行くそう。

そこで引用されたフレーズがなんと、ぼくも大好きなTha Blue Herb!!

この本の冒頭、そしてシメがブルーハーブILL-BOSSTINOのリリックなんですよ。

 

「孤独、憂鬱、怒り、それを3つ足してもはるかに上回る希望」

 

読み始めの冒頭でこのリリックを目にしたとき

260ページ読み進めた後、エピローグで同じセンテンスが出てきたとき

 

まったく言葉の重さが違って聴こえるから不思議なものです。

 

起業家。

超おすすめです。

 

M&Aとかそういうよくわからない言葉は、ググりながら読めばビジネスにも詳しくなれて一石二鳥ですよ!

パパ30年ぶりの読書感想文(13)~なぜ、あの人はいつも好かれるのか 本田健~

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なぜなのか。「別に誰も彼にも好かれたいわけじゃないから…」と斜に構えずに読んでみてください。つきつめると様々な悩みはつまるところ「人間関係」に集約されると思うんですよ。そこをちょっといじってうまくいくようにしていくっていうのは、人生をいい方向に向けることにつながります。

 

嫌いな人や苦手な人が周囲に「ひとり」いるだけでマジで憂鬱ですよね…

そのほかの数人は好きな人だったり、別にふつーの人だったりしても

その「ひとり」がいるがゆえに、職場や学校やサークルや、楽しみにしているイベントまでもが「あー、行きたくないなー」とかなるっていう。

 

「過去と他人は変えられない

変えられるのは未来と自分」

 

といいます。

 

だから要はその「ひとり」との関係性を修正する方法が大事なわけです。

もう嫌だ、と思う原因が「その一人」だったとして、大体コミュニティに一人はそういうどうにもならない人がいるんです。

 

あー、もういいわー、っていって転職しようが、部活やめようが、バイト変えようが、その先にたくさんいる人間のうち「ひとり」くらいは、合わない人がいるんですよね。

 

なんかそういうふうにできているんです。

 

これが多くの人が勘違いするところだと思うのですが、

「やなやついるから、場所を変えよう」

という思考は「比率」を考えられていない。

その移動した先の場所に「10人」の人間がいたとして、

そのうちひとりは自分

8人はふつうもしくはいい人

そして1人が「嫌いな奴」

であれば、その「ひとり」の攻略法をゲットしない限り、どこに行ってもその「敵」と遭遇してしまうわけです。

せっかくみつけた新天地でも、ほかのいいひとたちよりも、ひとりの「嫌いな奴」にパワーを持ってかれてしまって疲弊し、「こんな環境もうやだー」ってなっちゃうんですよ。

 

だから、

敵を味方にする

とまではいかないまでも

敵を敵にしない

敵の存在を自分の中で処理する

 

ってのは人生においてものすごく重要なんですよね!

 

これができるかできないかで、人生の楽しさ・つらさみたいなものはものすごく変わってくる気がします。

 

 

「よく頑張ってるね」の、たったひとことだけで気分は晴れるのに

人の言葉を「裏読み」しない

「心配のドラマ」の主人公に自分を据えない

なぜ相手の「ひと言」がそこまで癪にさわるのか

 

これらを知って過ごすか知らずに暮らすかで、人生に起こる出来事は変わらずとも「その出来事に対するとらえ方」を変えていくことができるようになるでしょう。

 

とてもいい一文と出会えましたので紹介します。

 

『前にも書いた通り、この地球上には、70億もの人類がいるのに、その時々で付き合いがあるのは、せいぜい30人から50人、多い人で百人くらいです。何百億年の地球の歴史で、この同じ時期に、同じ国に生まれ、親しくなり、手紙やメールのやり取りをしたり、一緒に仕事をありするのは、奇跡的なことです。

 

そういう「縁」に感謝できるか、あるいは、「なんで、こんな人たちと自分はいるんだろう」と運命を呪うかで、感じ方はまったく違ってきます。

 

いずれ「縁」がなくなる可能性はあるかもしれませんが、今、この時点では一緒にいるのです。それに対して、心から本当に「ありがたい」と思える人は、人間関係が上手に結べる人です。

 

「ありがたい」と思えない人は、どこに行っても、どんな組織に行っても、どれだけ素晴らしいグループに入っても、やはり苦しむのではないでしょうか。

 

「ありがとう」を積極的に使っていきましょう。』

 

 

いかがでしたでしょうか。

人間関係に悩んでいるあなたの一助になれば幸いです。

 

渋谷で20コ下の高校生複数人と戦った話

渋谷駅。裏路地。
酒場が並ぶ。雑然とした喧騒。
視界の端をネズミが駆けてゆくのが見えた。
紙くずと空き缶とで悪趣味に飾りつけられた路上には、昼間から千鳥足の酔っぱらいの姿。

 

ビルには「昼キャバ」の看板。
奥に続く廊下はただうす暗く、突き当りにはわずかに明滅するエレベーターのボタンの赤いランプ。

エレベーターに乗り込み、押したボタンは「B2」。

 

もう、戻れない。

 

重い音と振動を残し停止するエレベーターは、気だるげに口を開く。

音の漏れる気配が、ドアノブにかけた右手へと伝わる。

てのひらがじっとりと汗ばむのを感じる。

扉は、拍子抜けするほど軽く頼りなく開き…

そこに、奴等はいた--------

 

 

先日、人生初となる「ブレイクダンス練習会」に参加してきました!

いつもTwitterでぼくの練習動画にアドバイスをくれる方が招待してくださったのです。

本当にありがとうございます。

しかしほかの参加者はみなさん高校生とかでそのあたりの年代で、ぼくより20以上も年下だよ…


にもかかわらず、めちゃめちゃ温かく迎えてくださいました!

お名前を聞いてみると「あぁ!Twitterでフォローしてる人だ!」「うわー知ってるB-boyだ!」といちいち感動が!

みなさん元気いっぱいで、そしてなにより楽しそうなんですよね。

 

「じゃあバトルやろう!」と誰かが言い始め、音楽をかける。
「うぉぉぉキタァァァーー!!」とイントロから大盛り上がり。
もうみんなとのダンスが楽しくてしょうがないってのが伝わってきて、緊張していた僕もいつの間にかずーっと笑顔になっちゃってました。

そんな中…
「yosukeさんもバトルしましょう!」
…と想定外の申し出が!

 

いやいやぼくはちょっと…と、辞退していたのですが勢いに飲まれてなし崩し的に人生初のダンスバトル…!

もう本当、頭真っ白とはこのことでしたね。

考えてムーブに入ればいいのか?
それとも何も考えず行った方がいいのか?

悩んでいる間に相手のダンスがスタート!
こんな間近で人のダンス見るの初めてだよ。
しかしみんな、本当に楽しそうにダンスするなぁ。
ずっと笑顔で、曲を口ずさんだり飛び跳ねたりしながら、失敗しても気にせず嬉しそうに…。

 

ブレイキンはもちろん、皆様ほかのジャンルのダンスもすごいんです。

手技の「タット」コミカルで面白かったなぁ。

「ロッキング」めっちゃオシャレでかっこよかったーー!!

「ヘッド」「音ハメ」バシッと決まってて思わず声が出ちゃいました!

生でウィンドミルやAトラを見られたことも、ものすごく感動!

 

37歳歴1年半のぼくのダンスは自分でも緊張でガチガチで、動きもテンプレみたいな感じだったなぁ、もっとあれやればよかったこれはやるべきじゃなかったとか反省点はたくさんなのですが

「yosukeさんフツーにうまいじゃないですか!」

とか言ってくれるんですよ。

 

…うれしい!

けどまだまだだー!

もっと頑張ろう!!

 

そういえば人生初となるダンスバトル。

ツイキャスで生配信されていたんですよね…笑

見ている人も戸惑ったことでしょう。

若者に交じって誰なんだこいつは!?ってね。

 

とはいえ2018年の目標のひとつ「人前でダンスの何かに出る」が、こんな形で達成されるとは…! 

 

声をかけてくださってとても感謝しております。

しかも、ウィンドミルのレクチャーまでしてもらえました!

 

37歳。

まだまだ面白いと思うことに挑戦していけるなーと思いました!

 

練習会で仲良くしてくださった皆様。

本当にありがとうございました!

ソムリエテイスティング(27)〜アルパカ制覇③ピノ・ノワール〜

ついにピノノワール

避けては通れぬ品種ですね。

繊細で栽培の難しい品種であることから「黒いダイヤモンド」とも呼ばれ、フランスのブルゴーニュ地方を代表する葡萄。

 

かの「飲むよりも語られることの方が多い」と言われるワイン「ロマネ・コンティ」もまた、100%のピノノワールより生み出されております。

 

その品種特性は「エレガント」。華やかな香り。女性的で線の細く柔らかい、スムーズな口当たり。繊細な余韻…。多くのワインラヴァーを魅了するワイン。ピノノワールなくして赤ワインを語ることはできません。

 

そんなピノノワールを使った「アルパカ」です。

テイスティングしてみましょう!

 

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アルパカ

ピノ・ノワール

2017

チリ

 

Alpaca

Pinot Noir

2017

Chile

 

ボトルの形状もやはりなで肩の「ブルゴーニュタイプ」のものなのですね。

 

色はあわめのルビー色。オレンジを基調とした熟成感ともとられがちなニュアンス。ピノノワールらしい外観を備えております。

 

香りは穏やかでチェリーやベリーの赤系果実中心にスミレ、あとなぜか桜を感じました…

 

口当たりから喉ごし、ボディ、フィニッシュまであくまでしなやかで流れるようなワイン。正直言って「典型的かつオーセンティック、クラシカルでスムーズで完成度の高いピノノワール」と言ってしまうと思います。

 

香りと余韻はやや弱い感じもありますが充分!

アルパカピノノワールやばすぎ。

これが600円って…こわいわ。

 

 

これもまた、「ピノノワール好きの人」に、ブラインドで出題してみたいですね。

おそらく「品種はピノノワール」というところまでは行きつくと思うのですが、価格帯や「アルパカ」という答えを出せるのでしょうか?

 

ぼくも不意打ちで出題されてみたいです。笑

アルパカと答えられるかどうかは、わかりませんが…ww 

ソムリエテイスティング(26)〜アルパカ制覇②カベルネ・ソーヴィニヨン/メルロー〜

アルパカ

カベルネ・ソーヴィニヨンメルロー

チリ

2017

 

Alpaca

cabernet sauvignon/merlot

chile

2017

 

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カベルネ・ソーヴィニヨン。世界的に栽培されており、チリでもまた盛んな品種のひとつ。中でもチリ産のカベルネは「チリカベ」なんて言われて、そのしっかりした口当たりとコストパフォーマンスにより愛されておりました。

 

今でも「赤ワインといえばカベルネ」というイメージのひとも多いと思います。50代くらいのひとたちが多いかなぁ…。

 

チリのカベルネソービニョンにおいてメルローブレンドするのは珍しくはないのですが、カベルネ100%の方がメジャーなイメージがあります。

(ワインにおいてブレンドは「アッサンブラージュ」といいます)

 

エチケット的にも「チリ  カベルネ・ソーヴィニヨン」とした方が収まりがいい気がする。サンタヘレナ社がアルパカを作るときなぜメルローアッサンブラージュとしたのか。

 

味わいはもちろんポイントなんだろうけれど、なんとなく気になります。

 

ちなみにメルローの品質特性は「柔らかでゆったりとしたボディをもち、果実味豊か」って感じでしょうか。

 

それではテイスティング

 

やや淡めのルビー色。エッジに青みがかかることの多いチリのカベルネソーヴィニヨンですが、青みは見受けられない。メルローブレンドされているからでしょうか。

 

しかし香りにはピーマンやししとう系の青みが。「チリのカベルネソービニョン」といえばこのニュアンス。かつては欠陥とされていたそうですが、最近はそれを個性と捉える生産者も多いみたいです。

 

ほんのりとした樽香、チョコレートっぽさを感じるような気もしますが、樽を使っているのかいないのか?はっきりとは断言しにくいです。

 

アタックは、やや尖ったチェリーやスモモのような酸味と、タンニン(渋み)。はっきりとしてパキッとした口当たりです。抜栓から時間が経つにつれて、カシスの雰囲気も。

 

余韻はややしっかりとしており、やはり青みががったピーマン、シシトウ、ハーブのニュアンス。少しだけオイルっぽいボディを感じるような…メルロー由来でしょうか。

 

先日のシラーに続いて、こちらもなかなかでした!チリのカベルネソービニョンらしさはあるけれど、親しみやすい仕上がり。それでいて濃厚で存在感もある。いいですね!

 

いわゆる「ボディ(重さ)」という視点から見ると、先日テイスティング記事を書いたシラーの方が重いかなと感じますが、個人的な好みとしては今日のカベルネメルローかもしれません。

 

もともとメルロー、結構好きなので…。

 

そのうち白やロゼもテイスティングして記事をかければと思っております。よろしければご覧いただけると嬉しいです。