【ワインラジオ006】-聞き流しワイン知識-スパークリングワインのつくりかたと、女子に人気の「CAVA(カバ)」とはどんなスパークリングワインなのか? という話。
こんばんは。
ソムリエのYosukeです。
本日は「シャンパーニュの製法と、Cavaの関係」についてのお話をしたいと思います。
前回の「きちんと説明できますか?シャンパーニュ、シャンパン、スパークリングワインの違い」の続きとしてお聴きいただければと思います。
第5回で
「シャンパーニュ(シャンパン)」とは
1・指定された品種と
2・決められた醸造方法をもって
3・フランスのシャンパーニュ地方で造られたワイン
というお話をさせていただきました。
そして、それ以外の発泡性ワインはすべて「スパークリングワイン」に属する、というお話も。
本日はシャンパーニュの決められた醸造方法をもって…というあたりをもう少し細かく説明することができればと思います。
また、関連いたしましてCavaというスパークリングワインについてお話ししようと思っております。
シャンパーニュたりえる条件の一つの「決められた醸造法」。
そもそもスパークリングワインの製法としては、日本ソムリエ協会のソムリエ教本に準拠すると「4つ」の製法があるとされています。
1.トラディショナル方式(メトード・トラディショナル)これが別名シャンパーニュ方式(メトード・シャンプノワーズ)をとも呼ばれる作り方です。
名前をきいてもわかるように、シャンパーニュに用いられる製法はこちらの作り方です。
2.シャルマ方式(メトード・シャルマ)
スティルワインつまり発泡していないワインを大きなタンクに密閉して、その中で糖分と酵母を加えて第二次発酵を起こさせて作る方式です。
密閉タンク方式(メトード・キュベ・クローズ)ともいわれます。シャルマさんが発見したメソッド、「メトード・シャルマ」というわけですね。
3.トランスファー方式(メトード・トランスフェール)
いったん瓶内二次発酵させたワインを加圧したタンクにあけ、冷却濾過してから新しいボトルに詰め替える方式です。
最初シャンパーニュ方式で造って、その後タンクにあけて仕上げるようなイメージですね。
4.その他ですね。
ソムリエ教本がここであげているのは2つ。ひとつめはメトードリュラルという、発酵途中のワインを瓶に詰め、残りの発酵は瓶内で行うような方式です。
リュラルは田舎という意味がありすなわち「田舎方式」とでもいうのでしょうか。メトード・アンセストラルとも呼ばれていますね。
そしてもうひとつ、炭酸ガス注入方式。加圧してあるタンクにワインを入れて炭酸ガスを吹き込む方式です。
はい。ただいまスパークリングワインの製法を紹介いたしましたがその中のひとつ
「メトード・トラディショナル(トラディショナル方式)」別名「メトード・シャンプノワーズ(シャンパーニュ方式)」に、ついてです。
軽くこの製法の説明をいたしますと、まずスティルワイン(発泡していない通常のワイン)を瓶に詰め、糖分と酵母を加え、
密閉して、瓶内で第二次発酵を起こさせる、という方式なんですね。
二次発酵にタンクを使用するシャルマ方式やトランスファー方式と違い、瓶内にて二次発酵させる。
そこが特徴です。
そして、密閉されているワインの瓶の中で逃げ場のなくなった炭酸ガスは、ワインの中に溶け込むということなんです。
ゆっくりとした発酵と熟成が、きめ細かい泡を造りあげるわけです。
ワイナリーのスタイルであったり、いろいろな要因があるんですが、一般的なスパークリングワインの泡がやや粗いのは、
二次発酵を耐圧タンク内で行ったり、二酸化炭素を充填して造ったり…というところだったりもしますね。
そしてこの瓶内二次発酵方式をもってして作られるワインで代表的なものを挙げるとすれば、
イタリアのメトド・クラシコ
ドイツのフラシェンゲーリング
そして、スペインのカヴァ
あとはもちろん、シャンパーニュ ですね。
この、今挙げた中でピンとくる銘柄があるとすると、やはり「スペインのカヴァ」なんじゃないかなと思います。
カヴァ。女性人気の高いスパークリングのイメージがありますね。お店でも「カヴァが好きでー」みたいに仰る女性のお客様が多かったように思います。
ちょっとこちらのカヴァの説明をしてみたいなと思います。
カヴァ…ってなんか、面白い名前ですよねー。日本語だとあの動物の河馬を連想するからなんだかポップな響きに感じるんでしょうか。
カヴァっていうのはスペインのカタルーニャ地方、カタラン語なのですが日本語で言うと「洞窟」という意味です。
カヴァの瓶内二次発酵が洞窟内で行われていたがためにつけられた名前ですね。
前回と今回のワインラジオ取り上げているシャンパーニュですが「スパークリングワイン」の中でも「決められた品種と醸造法をもってシャンパーニュ地方で造られたものだけが、シャンパーニュと名乗ることができる」
というお話をいたしました。こちらをカヴァに置き換えて説明してみると「決められた品種と醸造法をもってスペインの決められた地域で造られたものだけが、カヴァと名乗ることができる」という感じです。
そして、その醸造法はシャンパーニュと同じ方式であるということです。
シャンパーニュと同じ製法を経ていながらも、お手頃な価格で楽しめるというのも人気の一つかと思います。
すごくすごーく誤解をおそれずに言うと「スペイン産のシャンパン」みたいな感じですね。
で、1960年代ころまでの話なのですが、面白いのがカヴァはそれこそ「シャンパン」とか「シャンパーニュ」という名前で呼ばれていたことがあるんですよね。
しかし「シャンパン」という呼び名は1992年に原産地名称保護制度という決まりで保護されることになりましたので、
スペイン産のCAVA(カバ)は、シャンパンと呼ぶことができなくなりました。
それでは味わいとしては実際どうなのか。カヴァは、シャンパーニュと遜色ないものと言っていいのだろうか。
そこで、カヴァとシャンパーニュに使用される葡萄品種から味わいの違いについて考えてみたいと思います。
シャンパーニュに使用される品種は、
「シャルドネ・ピノノワール・ムニエ」が9割以上を占めております。
一方でカヴァで使用される葡萄品種は
白葡萄:マカベオ・チャレッロ・パレリャーダ・マルバシアリオハーナ・シャルドネ
黒葡萄:ガルナッチャティンタ・モナストレル・トレパット・ピノノワール
というように、共通しているものもあれば、いないものもあります。
使用される品種が異なるということはやはりその味わいに影響し、違いが生まれてきます。
そこに加えて、やはり気候の違いですよね。
きわめて冷涼なシャンパーニュに比べて、温暖なスペイン。
葡萄自体の成熟度というか果実味も変わってきますし、そんな気候の変化に伴って、製造過程の一つに「ドザージュ」という、ワインに糖分を加える工程があるのですが、
シャンパーニュはある程度しっかりとドザージュするのに比べて、スペインワインは葡萄自体の果実味がある程度しっかりとしているため、
ドザージュによる糖分はそこまで添加されない傾向にあります。
逆に両者の共通項として挙げるのであれば、泡のニュアンスがどちらかというとシルキーでなめらかな感じは共通している部分があるかなと思います。
これはどちらも瓶内二次発酵…先ほどお話しした「シャンパーニュ方式」とよばれる作り方を経ているせいかと思います。
いろいろなスタイルのカヴァやシャンパーニュがあるため一概には言えないのですが、
そういった違いに着目して飲み比べてみるというのも、面白いんじゃないかなと思います。
以上になります。
そして、本日のワインラジオも、ここまでになります。
さて、いかがでしたでしょうか。
カヴァについてと、シャンパーニュについての少し突っ込んだお話をしてみました。
今このラジオを収録しているのは2019年の4月下旬。
あたたかくなってくると、スパークリングもまた違った楽しみ方ができるかなと思います。
春の陽気の中でお昼にピクニックしながらとか
ウッドデッキのテラス席で楽しんだりとか。
もっと暖かくなってきたら、BBQとかでワインクーラーに突っ込んで冷やしたスパークリングを楽しむなんていうのもすごくいいですよね。
お肉もいいですけど、エビとか海鮮系のものを焼いてレモンと塩とオリーブオイルでいただきながらシャンパーニュを合わせたりとか、ちょっと大人の、ワンランク上なバーベキューっていう感じがしておもしろそうだなと思います。
そんな、バーベキューとワインのマリアージュ動画なんかも、いずれ撮ることができたら面白そうだなと思います。
本日は以上になります。
ありがとうございました。
ソムリエのYosukeでした。
【ワインラジオ005】-聞き流しワイン知識-シャンパーニュとスパークリングワインの違いは、品種・産地・醸造法である話と、ドンペリのピンクがとっても高い理由について。
こんばんは。
ソムリエのYosukeです。
本日は「きちんと説明できますか?シャンパーニュ、シャンパン、
【ワインラジオ 005】
さぁ。いかがでしょうか。
「なんとなくわかるけど…」という人もいれば「余裕だよ、
バーやレストランで「シャンパンください」とお願いした時に
「すみません、お店でシャンパーニュおいてなくて…
本日はそこを解説していこうと思います。
これはもう、10秒で説明できるんですよね。
結論から言って「シャンパーニュ(シャンパン)」
1・指定された品種と
2・決められた醸造方法をもって
3・フランスのシャンパーニュ地方で造られたワイン
のことです。
すなわち、それ以外の世の中の発泡性ワインは「
はい。
そういうことなんですね。
「シャンパン」「シャンペン」「シャンパーニュ」と、
どれも間違いではありません。
最も正式なのは、やはり「シャンパーニュ」。
日本ではワインを「シャンパン」と呼び、地方を「
シャンパーニュの歴史にちょっと触れますと、
あれ?っていう。「フランスのシャンパーニュ地方のものしか…」
シャンパーニュで造られたワインを樽買いしたのがイギリスで、
そして極寒のシャンパーニュから温暖な気候となったイギリスの地
シャンパーニュ地方っていうのは本当に、寒いんですよね。
そして、寒いと、葡萄の「酸度」が上がる傾向にあります。
葡萄も果物なので、寒いと酸味が引き立ち、
日本でも、
逆に南の宮崎県では、甘いマンゴーなんかが栽培されております。
ワインに当てはめてみても、
白ワインで有名な「シャブリ」…
逆にアルゼンチンのワインなんかはとてもふくよかでフルーティ。
まぁシャブリとアルゼンチンだとつかわれる品種の違いも味わいに
少なくともシャンパーニュの発泡性ワインの誕生にとってはこの極
この「尖りすぎた酸味」
さらに「春になると生まれてくる泡」
それらはかつてどちらかというとネガティブにとらえれておりまし
なんとかならないものかと考えていた一人の人物がいました。
そして、
オーヴィレーヌ修道院のセラリウス(酒庫係…
そう、
ドンペリニヨン氏は1638年の生まれでして、
いかんせん、300~400年くらい昔の話なので。
彼のなしたことで外せないのがアサンブラージュ(
ワイン業界ではワインのブレンドの事をさす言葉です。
シャンパーニュって、
よいものや、
シャンパーニュは前述したように寒いんですよね。
それを解決すべくドンペリニヨンが生み出したのがアッサンブラー
エリア別、品種別、
それも、過去何年も前の貯蔵していたものを使います。
これによりヴィンテージにより味わいに開きがでないよう、
あと面白いのが、昔はネガティブ要素だった「発泡性」「酸味」。
ドンペリニヨンが「泡」に対してとったスタンスが「
「私はいま、星を飲んでいる!」
そしてもうひとつの要素「酸味」。これもまた、
好みはありますが傾向として、
お店で接客していてもそう感じることはすごく多かったですね。
また、さらに言えば最近はシャンパーニュ・
・ブリュット・ナチュール
・パ・ドゼ
・ドサージュ・ゼロ
あたりが注目され始めておりまして、
ドサージュっていうのは、
ところでこのドンペリニヨン、
その中でもより高い価格が設定されているドンペリニヨンのロゼ。
どうしてこのドンペリピンクがドンペリ白より高価なのかというと
ひとつは「ロゼだから」すなわち、
その黒葡萄とのアッサンブラージュによるひと手間がかかるため。
ふたつめが「そのために使われている黒葡萄がピノ・
なのです。ピノノワール…「世界で最も高貴な品種」ともいわれ、
そしてドンペリピンクはアッサンブラージュ(ブレンドですね)
そのためにかかる手間と技術、管理のための費用がかかるため。
みっつめが「熟成期間の違い」。ドンペリの白は、
結構先ですよね。
対してドンペリピンクの熟成期間は、14年。
なかなか先ですけれどその熟成期間分がコストとしてかかっている
ただそれにしても、高いですよね。
多分にブランド化されているというか、
さて。
本日はスパークリングワインとシャンパーニュの違い。
そこに絡めましてシャンパーニュの神様ことドンペリニヨンのエピ
シャンパーニュはやっぱり他に類を見ない、
なので結構紹介したいエピソードがありますね。
たとえば1811年のヴィンテージは「彗星ヴィンテージ」
シャンパーニュ地方を通過した彗星のおかげで大豊作となったとい
それを記念したすばらしいヴィンテージとして「
あとはブランドブラン「白からの白」
あとはシャンパーニュの醸造法とか…
よろしければまた、お話しさせていただければと思います。
それでは。
ソムリエのYosukeでした。
ありがとうございました。
←前【Vol.4】EU関税撤廃により安くなるワインについて。
https://youtu.be/3tKEVb_Nk9w
次【Vol.6】→
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■ドン・ペリニヨン
https://www.mhdkk.com/brands/
動画内で出てきた用語
■ピュピトル
https://www.suntory.co.jp/
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■ワインラジオ
https://www.youtube.com/watch?
■ソムリエようすけによるワインの抜栓
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【ワインラジオ004】-聞き流しワイン知識-どうしてEUのワインが安くなったの?今さら聞けない、EPA関税撤廃によるワイン値下げの理由
【第4回】
こんばんは。
ソムリエのYosukeです。
本日は「いまさら聞けない!?
よろしくお願いします。
2月からEPAの発行により、EUワインの関税が撤廃。
そうですね。ぼくの良く行くワインショップでも「
けっこう、
そのお店の品ぞろえというか、
そのへんが安くなったらかなりのワインがカバーされてきますよ。
まぁ、ありがたいことではありますよね。ワインラヴァ―
でも、なんで安くなったのか?
どういった背景があるのか?
そのあたりを説明できればなと思います。
「最近ワインやすくなってるよねー」みたいな話題が出たときに、
ちょっと、
でですね。
今回のトピックを説明するためのキーワードの「EPA、
これは、協定です。そのままですね…
様々な分野での協力の要素等を含む,
ということですね。EPA、Economic Partnership Agreement.経済連携協定というカテゴリーの中に、
今回のトピックである「日本・EU経済連携協定:
日本ではEUだけではなく、
日本・チリ経済連携協定:2007年9月3日発効
日本・オーストラリア経済連携協定:2015年1月15日発効
とか。
このあたりもワインの価格の低下に一役買っていそうですよね。
チリワインは安くておいしいというイメージを持ってる人も多いん
他にもシンガポール、メキシコ、マレーシア、タイ、
「ワインをはじめ、
ただ、関税っていうのはそもそも「安い外国製品から、
企業はちょっと今後が心配になるところもあるのかなというところ
ただ、このEPAのコンセプトが輸出入の知的財産の関税見直し、
ぼくも日本で好きなワイナリーいくつかあるんですよね、
人によってはマイナスに働いていることもあるのかもしれませんが
そういったワインがEUへ出て行ってポルトガルやフランス、
また、日本政府も日欧EPAで悪影響をうける国内の人には、
うまく国内外のワイン事情がよりよりものになっていくといいです
日本はアメリカや中国に貿易が偏り過ぎているため、
経済変動のリスクを分散するという意味で、
日EU経済連携協定が成立することにより、
このことから、日欧EPAは「メガFTA」
FTAというのは「自由貿易協定Free Trade Agreement」。2国間または地域間(多国間)
ということですね。
まとめると、
FTAという「自由貿易協定」の中のEPA「経済連携協定」
そのEPAでこのたび「日本・EU間での関税の見直し」
そのため、EUのワインが安く手に入りますよ、
もちろんワイン以外のもの…
これを機にたとえば「ひとつの村に一つのチーズ」
フランスの現地の雰囲気を感じてみるとか、
ただそれではワインはいくらくらい安くなるの?という点ですが
「15%または1リットル当たり125円の安い方」
ということ。
あれ?と思いませんか?なんかそんなもんなの?みたいな。
まぁもともと日本ってワインの値段が高いですよね。
東京なんて世界でもトップクラスのワインの値段が付けられている
どうしてもワインがフランスならフランスの醸造所から運び出され
ぼくらの手元に届くまでに、
でも面白いのが、アメリカでは、
価格破壊が進んでいる背景があるみたいなのですが。
個人的には今回EPAで値下げされる額そのもの自体よりも、
「これを機会にワイン飲もうかな、ワインはじめてみようかな」
そんなレバレッジみたいなものになったらいいのかな…なんて、
本日は以上になります。
ちょっと固い話でしたかね。
お店でEUのワインを見かけた際に、
←前【Vol.3】「エチケット」について。
https://youtu.be/5be365ReBVQ
次【Vol.4】→
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動画内で出てきたワイン
■都農ワイン キャンベルドライ ロゼ
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■白百合醸造 さくらのワイン
https://item.rakuten.co.jp/koshu-wine-kaido/23163080/?iasid=07rpp_10095___ef-ju07ieip-u27-ea66c930-d261-495f-9f48-b7df83298748
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■ワインラジオ
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【ワインラジオ003】-聞き流しワインの知識-エチケットって?ワインのラベル-衝撃の次世代エチケットと、ムートン・ロートシルトのアートラベル-
【第3回】
「エチケット(ラベル)って何なのか、その語源とは?」
「スマホとワインの関係性-衝撃の次世代エチケット-」
「5大シャトーのひとつ、ムートン・ロートシルトのアートラベル」
につきまして「聞くだけでワインに詳しくなれるラジオ」を作成いたしました。
こちらの下部に「シャトー・ムートン・ロートシルトのアートラベルを手掛けたアーティスト一覧」も掲載しておりますのでよろしければ参考になさってくださいませ。
←前【Vol.2】 犬と人が作り上げるワイン「ナティンガ・プロジェクト」
https://youtu.be/yRcqcOlDx-I
次【Vol.4】→ EPAにより安くなるEUワインって?
https://youtu.be/3tKEVb_Nk9w
ARを使ったエチケット
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■ムートン・カデ
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☆おまけ☆
シャトー・ムートン・ロートシルトのアートラベルを手掛けた芸術家たち
1945 Philippe Jullian フィリップ ジュリアン
1946 Jean Hugo ジャン ユーゴ―
1947 Jean Cocteau ジャン コクトー
1948 Marie Laurencin マリー ローランサン
1949 Andre Dignimont アンドレ ディニモン
1950 Georges Arnulf ジョルジュ アルヌルフ
1951 Marcel Vertes マルセル ヴェルト
1952 Leonor Fini レオノール フィニ
1953 Annee du Centenaire*
1954 Jean Carzou ジャン カルズー
1955 Georges Braque ジョルジュ ブラック
1956 Pavel Tchelitchev パヴェル チェリチェフ
1957 Andre Masson アンドレ マッソン
1958 Salvador Dali サルバドール ダリ
1959 Richard Lippold リチャード リッポルド
1960 Jacques Villon ジャック ヴィロン
1961 Georges Mathieu ジョルジュ マシュー
1962 Matta マッタ
1963 Bernard Dufour ベルナール デュフール
1964 Henry Moore アンリ ムーア
1965 Dorothea Tanning ドロテア タニング
1966 Pierre Alechinsky ピエール アレキンスキー
1967 Cesar セザール
1968 Bona ボナ
1969 Joan Miro ジャン ミロ
1970 Marc Chagall マルク シャガール
1971 Wassily Kandinsky ワッシリー カンディンスキー
1972 Serge Poliakoff セルジュ ポリアコフ
1973 Pablo Picasso パブロ ピカソ
1974 Robert Motherwell ロバート マザーウェル
1975 Andy Warhol アンディ ウオーホール
1976 Pierre Soulages ピエール スーラ―ジュ
1977 Hommage a Sa Majeste la Reine Mere d’Angleterre ハーマジェスティ―クイーンエリザベス
1978 Jean-Paul Riopelle ジャンポール リオペル
1979 Hisao Domoto 堂本尚郎
1980 Hans Hartung ハンス アルトゥング
1981 Arman アルマン
1982 John Huston ジョン ヒューストン
1983 Saul Steinberg ソウル シュタインベルグ
1984 Agam アガム
1985 Paul Delvaux ポール デルヴォー
1986 Bernard Sejourne ベルナール セジュルネ
1987 Hans Erni ハンス エルニ
1988 Keith Haring ケイト ハリング
1989 Georg Baselitz ジョルジュ バセリッツ
1990 Francis Bacon フランシス ベーコン
1991 Setsuko セツコ
1992 Per Kirkeby ペール キルケビー
1993 Balthus バルテュス
1994 Karel Appel カーレル アペル
1995 Antoni Tapies アントニ タピエス
1996 Gu Gan グー ガン
1997 Niki de Saint Phalle ニキ ド サン ファル
1998 Rufino Tamayo ルフィーノ タマヨ
1999 Raymond Savignac レイモン サヴィニャック
2000 Le petit belier d’Augsburg
2001 Robert Wilson ロバートウィルソン
2002 Ilya Kabakov イリヤ カバコフ
2003 Hommage a un cent cinquantenaire 150周年記念ラベル
2004 Prince Charles プリンス チャールズ
2005 Giuseppe Penone ジュゼッペ ペノーネ
2006 Lucian Freud ルシアン フロイド
2007 Bernar Venet ベルナール ヴェネ
2008 Xu Lei シュ レイ
2009 Anish Kapoor アニッシュ カプーア
2010 Jeff Koons ジェフ クーンズ
2011 Guy de Rougemont ギィ ドゥ ルージュモン
2012 Miquel Barcelo ミゲール バルセロ
2013 Lee Ufan リー ウーファン
2014 David Hockney デイヴィッド ホックニー
2015 Gerhard Richter ゲハルト リヒター
【ワインラジオ003】-聞き流しワインの知識-エチケットって?ワインのラベル-衝撃の次世代エチケットと、ムートン・ロートシルトのアートラベル-
【第3回】
「エチケット(ラベル)って何なのか、その語源とは?」
「スマホとワインの関係性-衝撃の次世代エチケット-」
「5大シャトーのひとつ、ムートン・ロートシルトのアートラベル」
につきまして「聞くだけでワインに詳しくなれるラジオ」を作成いたしました。
こちらの下部に「シャトー・ムートン・ロートシルトのアートラベルを手掛けたアーティスト一覧」も掲載しておりますのでよろしければ参考になさってくださいませ。
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ソムリエ試験・ワインエキスパート試験対策
読み上げ音声教材【2019-2020】
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☆おまけ☆
シャトー・ムートン・ロートシルトのアートラベルを手掛けた芸術家たち
1945 Philippe Jullian フィリップ ジュリアン
1946 Jean Hugo ジャン ユーゴ―
1947 Jean Cocteau ジャン コクトー
1948 Marie Laurencin マリー ローランサン
1949 Andre Dignimont アンドレ ディニモン
1950 Georges Arnulf ジョルジュ アルヌルフ
1951 Marcel Vertes マルセル ヴェルト
1952 Leonor Fini レオノール フィニ
1953 Annee du Centenaire*
1954 Jean Carzou ジャン カルズー
1955 Georges Braque ジョルジュ ブラック
1956 Pavel Tchelitchev パヴェル チェリチェフ
1957 Andre Masson アンドレ マッソン
1958 Salvador Dali サルバドール ダリ
1959 Richard Lippold リチャード リッポルド
1960 Jacques Villon ジャック ヴィロン
1961 Georges Mathieu ジョルジュ マシュー
1962 Matta マッタ
1963 Bernard Dufour ベルナール デュフール
1964 Henry Moore アンリ ムーア
1965 Dorothea Tanning ドロテア タニング
1966 Pierre Alechinsky ピエール アレキンスキー
1967 Cesar セザール
1968 Bona ボナ
1969 Joan Miro ジャン ミロ
1970 Marc Chagall マルク シャガール
1971 Wassily Kandinsky ワッシリー カンディンスキー
1972 Serge Poliakoff セルジュ ポリアコフ
1973 Pablo Picasso パブロ ピカソ
1974 Robert Motherwell ロバート マザーウェル
1975 Andy Warhol アンディ ウオーホール
1976 Pierre Soulages ピエール スーラ―ジュ
1977 Hommage a Sa Majeste la Reine Mere d’Angleterre ハーマジェスティ―クイーンエリザベス
1978 Jean-Paul Riopelle ジャンポール リオペル
1979 Hisao Domoto 堂本尚郎
1980 Hans Hartung ハンス アルトゥング
1981 Arman アルマン
1982 John Huston ジョン ヒューストン
1983 Saul Steinberg ソウル シュタインベルグ
1984 Agam アガム
1985 Paul Delvaux ポール デルヴォー
1986 Bernard Sejourne ベルナール セジュルネ
1987 Hans Erni ハンス エルニ
1988 Keith Haring ケイト ハリング
1989 Georg Baselitz ジョルジュ バセリッツ
1990 Francis Bacon フランシス ベーコン
1991 Setsuko セツコ
1992 Per Kirkeby ペール キルケビー
1993 Balthus バルテュス
1994 Karel Appel カーレル アペル
1995 Antoni Tapies アントニ タピエス
1996 Gu Gan グー ガン
1997 Niki de Saint Phalle ニキ ド サン ファル
1998 Rufino Tamayo ルフィーノ タマヨ
1999 Raymond Savignac レイモン サヴィニャック
2000 Le petit belier d’Augsburg
2001 Robert Wilson ロバートウィルソン
2002 Ilya Kabakov イリヤ カバコフ
2003 Hommage a un cent cinquantenaire 150周年記念ラベル
2004 Prince Charles プリンス チャールズ
2005 Giuseppe Penone ジュゼッペ ペノーネ
2006 Lucian Freud ルシアン フロイド
2007 Bernar Venet ベルナール ヴェネ
2008 Xu Lei シュ レイ
2009 Anish Kapoor アニッシュ カプーア
2010 Jeff Koons ジェフ クーンズ
2011 Guy de Rougemont ギィ ドゥ ルージュモン
2012 Miquel Barcelo ミゲール バルセロ
2013 Lee Ufan リー ウーファン
2014 David Hockney デイヴィッド ホックニー
2015 Gerhard Richter ゲハルト リヒター
【ワインラジオ002-聴くだけでワインに詳しくなれる-】ブショネ(ワインの品質不良)の見分け方と、犬と人が作るワイン「ナティンガ・プロジェクト」
犬と人とが作り上げるワインプロジェクト「ナティンガ・プロジェクト」と
ワインの品質不良「ブショネ」とはなんなのか。どう見分けたらよいのか…について。
また
ソムリエが教える【今日からできるブショネ対策】も2編収録しております。
←前【Vol.1】 ワイン列車とバラのワイン
https://youtu.be/jWhOGa2EIqI
次【Vol.3】→
まだ
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ナティンガ・プロジェクト
世界で屈指のワインの産地であるチリのワイン業界が、品質検査のために犬を訓練し、ワイナリーやワイン樽メーカーなどに派遣するというプロジェクトを立ち上げました。
プロジェクトの名はナティンガ・プロジェクトと言います。
ナティンガ・プロジェクトでは、現在5匹のラブラドールレトリーバーが採用されて働いています。
犬たちはトリクロロアニソールなどの、ワインに望ましくない香りや風味をもたらす天然化合物を探し出すために訓練されました。
トリクロロアニソール…コルクにカビが繁殖して深い州の原因となる現象いわゆる「ブショネ」の原因となるもの。
カビやオガクズ、ホコリ、湿った段ボール等のような不快臭
ブショネの割合…
90年代 専門家は「5~8パーセント」と口にしていました。
さすがに全体のワインの20本に1本以上が不良品は…
レストランやバーでたくさんワインを開けるお店の場合、1日のうち1本は不良品十言うことになりかねない。
プレミアムなワインがそうだったら残念ですし、「高いワインてあんまり飲んだことないからよっくわからないけどこれが高いワインの味ってやつなのかな」と錯覚してしまう可能性もある。
造り手の思惑ともずれてしまうし、何年何十年もその時を待っていたワインもまた不遇な結末を迎えてしまうことにもなりますよね。
パデュー大学の研究によると、2009年時点ではブショネの割合は1%以下となっているという発表があるので、比較的改善されつつある方向へは向ってきているようです。
ちなみに、チリと同様に世界的なワインの産地であるアメリカのカリフォルニアでは、チリのワイン樽メーカーと契約しているワインメーカーも多いのですが、
アメリカのメーカーにもワイン品質探知犬の仕事はとても前向きに受け止められているそうです。
ナティンガ・プロジェクトではプロジェクトを継続していけるように、次世代の犬の訓練もしているとのことで、
将来的にはアメリカでも同様のプロジェクトが行われるかもしれないということです。
ニューワールドっぽい発想だなーと感じます。ニューワールドとはアメリカ、チリ、オーストラリア、ニュージーランド、アルゼンチン、南アフリカ、カナダ、そして日本
反対にフランス、イタリア、スペイン、ドイツ、ポルトガルなどのEU各国をオールドワールドと呼びます。
これは良くも悪くもというか短所であり調書ともいえる点なのですが「旧世界は伝統と規定を重視し、新世界は革新的で挑戦的」な傾向があります。
人と犬が協力して作り上げるワイン…これは非常に新しいスタイルの一つといえるのではないのでしょうか。
これによりワインの品質の向上やブショネの発生割合の低下はもとより、愛犬家の方おすすめするワインとしてもおしゃれなんじゃないでしょうか。「人と犬が手を取り合って完成させた作品です」という切り口でいかがでしょうか。。
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■ワインラジオ
https://www.youtube.com/watch?v=jWhOGa2EIqI&list=PLKfH8RP-D4YDrp8qDq4wkmoSzEC5v0Uq-
■ソムリエようすけによるワインの抜栓
https://youtu.be/oz7tet0TJ_8
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ソムリエ試験・ワインエキスパート試験対策
読み上げ音声教材【2019-2020】
日本ソムリエ協会教本 -2019-
Japan Sommelier Association Textbook -2019-
(水色の表紙の教本)
の内容に準拠した音声読み上げ動画詰め合わせです。
随時追加しております。
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ソムリエ試験・ワインエキスパート試験対策
読み上げ音声教材【2018-2019】
日本ソムリエ協会教本 -2018-
Japan Sommelier Association Textbook -2018-
(オレンジ色の表紙の教本)
の内容に準拠した音声読み上げ動画詰め合わせです。
全27動画。
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◆Youtube[ソムリエようすけのワイン講座]
https://m.youtube.com/channel/UCimopWiR_83tcUAVUh_XOEw
◆BLOG [WINEBREAKER]
https://sommelier-yosuke.hatenablog.com/
◆MAIL [ sommelier.yosuke@gmail.com ]
◆MUSIC [ humid / Pool English ]
https://youtu.be/S19Mm8SeMEs
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【ワインラジオ001】聴くだけでワインに詳しくなれる。スキマ時間でワインのまめちしき、うんちく、トピックをあなたにお伝えします。第1回は、ワイン列車とバラのワインについて
「聞いて覚えるワインのトレンド、 聴くだけでワインに詳しくなれる」をコンセプトに、 ワインの気になったトピックの紹介をはじめました。
第一回は、
広島県にて行われた「貸し切りワイン列車で味わう備後ワイン」
福山で造られた「バラの酵母を使った赤ワイン」
関連して「イタリア・ マルケ州の土着品種がもたらすバラのニュアンスのワイン」
についての紹介です。
動画内で出てきたワイン
●さんぞうの赤
https://numakuma-yume.com/? pid=118835917
●ラクリマ・ディモーロ・ダルバ
http://www.evawine.jp/ shopdetail/000000000288/
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■ソムリエようすけによるワインの抜栓
https://youtu.be/oz7tet0TJ_8
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ソムリエ試験・ワインエキスパート試験対策
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ソムリエ試験・ワインエキスパート試験対策
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全27動画。
https://youtu.be/7ZHANlAfUsk
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◆Youtube[ソムリエようすけのワイン講座]
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◆BLOG [WINEBREAKER]
https://sommelier-yosuke. hatenablog.com/
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◆MUSIC [ humid / Pool English ]
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