パパ30年ぶりの読書感想文(4)~堀江貴文の言葉~
手に取った感想「厚いな!」そして一言でいうと「無駄に分厚い獄中手記」!…すみません。でも面白かったですよ。「無駄に」分厚いってことは、裏を返せばすいすいパラパラ読めるんですよ。すいぱらー。
☆
1ページ。
紙一枚。
に、ひとフレーズ。
それが何枚も綴られていくようなスタイル。
全然読みやすいんですよね。
ここで
「堀江貴文氏の極限での筆致がどうこう」
「追い込まれた人間はこういう文章をなんたら」
とか書くのはセンスないかなーと思うので、こういう本のレビューはちょっと難しいですね。
なので単純に、ぼくが「おお!」と思ったやつを抜き出してみようかな!
以下抜粋です。
☆
「才能を活かさないのは冒瀆」
誰にも憎まれず、仲間の顔色をうかがって、もっと手に入るはずの稼ぎをみすみす逃しながら、できる努力を敢えて抑えて生きることに、どれだけの意味があるというのだ?
自分が持っているパフォーマンスを最大限に活かさないのは、人が持って生まれた才能に対する冒瀆だと考えている。
「スタートは早いほどいい」
もし僕が東京に住んでいたら、アスキーとかでバイトしてたと思うんです。で、アスキーの西和彦さん(元マイクロソフト副社長、ビルゲイツのパートナー)とか、成毛眞さんとか古川享さんに会って、高校生くらいで会社をつくってたと思います。その方がよかったと思いますよ。3年早くできたんだから。
☆
おお!
と思いませんか?
ひとつめは、ぼくは最近常に考えます。
ソムリエ。
じゃなくても
パティシエや
寿司職人や
さまざまなジャンルのスペシャリストたち。
誰より突出している才能やセンスを持ちながら、「ビジネスのスキルや知識、資金、新たな世界へ飛び込む勇気がない」がゆえに不遇に甘んじて消えて行った才能が数多あったことでしょう。
これはいけませんよ。
最近ずっと考えます。
ぼくはソムリエですが、飲食で培ったスキルを飲食業が買い叩く。ならば、なにかをかんがえていかねばならないと。
ふたつめ。
「それではなにか行動を起こそう!」
と思いながらもなかなか起こせないんですよね。
行動も起こせないし、会社も起こせない…
なのにこのひとは「高校くらいでやったと思いますよ。その方がよかったと思います。3年早くできたんだから」なんだってー。
と、見過ごしそうになりますが、
「3年」って大人になるとある程度誤差みたいな感覚になりますが、すごい年月ですよね。
37歳のぼくですが、今会社を起こせたら37歳です(あたりまえです)
でも、3年前に会社を起こせていたら、34歳でしたね(あたりまえです)
そして、起こすのが3年後なら40歳になります(これもあたりまえなのですが、40歳という数字はなかなかくるな…)
高校生や中学生の、入学から卒業までの期間ですもんね。
なんて、妙なところでしみじみしてしまうのでありましたー。
ぼくも、やるべきことを頑張ろう!
以上!
読みやすくて、おススメですよー。