渋谷で20コ下の高校生複数人と戦った話
渋谷駅。裏路地。
酒場が並ぶ。雑然とした喧騒。
視界の端をネズミが駆けてゆくのが見えた。
紙くずと空き缶とで悪趣味に飾りつけられた路上には、昼間から千鳥足の酔っぱらいの姿。
ビルには「昼キャバ」の看板。
奥に続く廊下はただうす暗く、突き当りにはわずかに明滅するエレベーターのボタンの赤いランプ。
エレベーターに乗り込み、押したボタンは「B2」。
もう、戻れない。
重い音と振動を残し停止するエレベーターは、気だるげに口を開く。
音の漏れる気配が、ドアノブにかけた右手へと伝わる。
てのひらがじっとりと汗ばむのを感じる。
扉は、拍子抜けするほど軽く頼りなく開き…
そこに、奴等はいた--------
☆
先日、人生初となる「ブレイクダンス練習会」に参加してきました!
いつもTwitterでぼくの練習動画にアドバイスをくれる方が招待してくださったのです。
本当にありがとうございます。
しかしほかの参加者はみなさん高校生とかでそのあたりの年代で、ぼくより20以上も年下だよ…
にもかかわらず、めちゃめちゃ温かく迎えてくださいました!
お名前を聞いてみると「あぁ!Twitterでフォローしてる人だ!」「うわー知ってるB-boyだ!」といちいち感動が!
みなさん元気いっぱいで、そしてなにより楽しそうなんですよね。
「じゃあバトルやろう!」と誰かが言い始め、音楽をかける。
「うぉぉぉキタァァァーー!!」とイントロから大盛り上がり。
もうみんなとのダンスが楽しくてしょうがないってのが伝わってきて、緊張していた僕もいつの間にかずーっと笑顔になっちゃってました。
そんな中…
「yosukeさんもバトルしましょう!」
…と想定外の申し出が!
いやいやぼくはちょっと…と、辞退していたのですが勢いに飲まれてなし崩し的に人生初のダンスバトル…!
もう本当、頭真っ白とはこのことでしたね。
考えてムーブに入ればいいのか?
それとも何も考えず行った方がいいのか?
悩んでいる間に相手のダンスがスタート!
こんな間近で人のダンス見るの初めてだよ。
しかしみんな、本当に楽しそうにダンスするなぁ。
ずっと笑顔で、曲を口ずさんだり飛び跳ねたりしながら、失敗しても気にせず嬉しそうに…。
ブレイキンはもちろん、皆様ほかのジャンルのダンスもすごいんです。
手技の「タット」コミカルで面白かったなぁ。
「ロッキング」めっちゃオシャレでかっこよかったーー!!
「ヘッド」「音ハメ」バシッと決まってて思わず声が出ちゃいました!
生でウィンドミルやAトラを見られたことも、ものすごく感動!
37歳歴1年半のぼくのダンスは自分でも緊張でガチガチで、動きもテンプレみたいな感じだったなぁ、もっとあれやればよかったこれはやるべきじゃなかったとか反省点はたくさんなのですが
「yosukeさんフツーにうまいじゃないですか!」
とか言ってくれるんですよ。
…うれしい!
けどまだまだだー!
もっと頑張ろう!!
そういえば人生初となるダンスバトル。
ツイキャスで生配信されていたんですよね…笑
見ている人も戸惑ったことでしょう。
若者に交じって誰なんだこいつは!?ってね。
とはいえ2018年の目標のひとつ「人前でダンスの何かに出る」が、こんな形で達成されるとは…!
声をかけてくださってとても感謝しております。
しかも、ウィンドミルのレクチャーまでしてもらえました!
37歳。
まだまだ面白いと思うことに挑戦していけるなーと思いました!
練習会で仲良くしてくださった皆様。
本当にありがとうございました!
パパのブレイクダンスダイエット(4)〜スワイプス〜
スワイプス!「パワームーブ」に分類される大技のひとつ。「大技なんて別に求めてないしできるわけねーよ!」と思わずにまあ読んでみてくださいよ。
ワインブレイカーにおきまして大事なのは
「大技の習得!」
ではなく、
「ブレイクダンスを通して身体を作ること!」
邪道かもしれませんがいいんです!
なぜならばこのブログのテーマが
「世の中のパパよ、もっとカッコよくなっていこう!」
なのですから…。
ちなみにスワイプスって…
こんな技。
37歳、暦1年のぼくでも、
これくらいできるようになりました!
さてそんなわけでこざいまして。
本日ぼくが紹介するのはこちら。
「スワイプス習得時に、何度も行なう練習」
なのですが、これを続けていくうちに
「あれ?なんか…こんなに腰、というかお腹周り、スッキリしてたっけ?」
という感じになっていたんですよね。
気づいた頃には体重も体脂肪もそれぞれ-2kg、-2%となっておりました。
ご家庭でも簡単にできる練習なので、お腹周りをスッキリさせていきたいという方はぜひやってみてください。
そして、この動きが余裕でできるようになれば、あとはコツさえつかんで「スワイプス」習得だって可能かもしれませんよー!
回数的には
「10回✖️5セット」
を毎日やってました。
スワイプス習得を毎日の目標にしていたときは、10セットでしたね。
それでは!
画像とテキスト合わせてごらんくださいませ。
■横から■
■前から■
①
足を肩幅程度に開いて、反った体制から片腕で体を支えて腰を上げる。
片腕をまっすぐ地面につけること。
たぶんですが、この時の手は利き腕のほうがやりやすいかもしれません。
■横から■
■前から■
②
逆腕で勢いをつけ、パッと体を支える腕を入れ替える。
■横から■
■前から■
☆注意☆
片腕にかなりの体重、負荷がかかるため、肩や手首を痛めてしまわないように気をつけてください。最初に肩と手首は充分にほぐしておきましょう。
難しいひとは、下の動画のように、まずはゆっくりと体を支える左右の腕を入れ替えるところからはじめてみてください。
☆ポイント☆
・左右の手を入れ替えるときに、腰を落とさないこと!…これが最初はなかなか難しいかもしれません。支えている腕でグイッと床を押して、両足とお腹にも力を入れて、体が浮く一瞬を耐えるイメージです。
・手の入れ替えの時に、下半身は動かないよう固定します。逆に、お腹のひねりはきちんと意識していくこと!これがたぶんぼくのお腹周りをスッキリさせてくれました。そして、スワイプスを実際に習得する時にも役立つ感覚であります!笑
ちなみに、この練習を続けた結果できるようになったスワイプスが、こんな感じです。
もしも「この練習やりまくったけどできるようにならないよー!」という方。
ちょっと余談にはなるのですが、スワイプスは実は、ここで紹介した練習に加えて
・足の蹴り上げ
・踏ん張り
・腕のつく位置
・スピード
・姿勢
などなど…、様々な要素が合わさって回転することができる技なんです。
ためしにぼくも今回の撮影にあたり、
やったことのない「逆回転」をやってみると…
こんな感じになります…笑
理屈でわかっていても、コツが身についていない感じですね。
どうかぜひYouTubeで
「スワイプス やり方」
で検索してみてください。
素晴らしい動画がたくさんあります!
見てるだけでも楽しい!
(…かどうかは個人差がありますが、あなたにもそうなってほしいなーと思っております)
ぼくのスワイプスも、できてるっちゃできてるんですが、上手いひとのはもっともーっとキレイでダイナミックで緩急があって、とにかくかっこいいです。
ちょっとお話がそれましたが、
体重減って
体脂肪も減って
ぽっこりお腹もスマートになって
スワイプスもできるようになって
みんなの前で披露してヒーローにもなれる!
…かも。
ブレイクダンス、楽しいのでおすすめです!
「もうそんな歳じゃないし…」
と言わず、一緒にはじめてみましょう!
今日が生涯で最も若く、
最も健康な日であるはずです。
パパのブレイクダンスダイエット(3)「ブレイクレティクス」行ってきた!
ブレイクレティクス(BREAKLETICSS)とは?ブレイクダンスとエクササイズを組み合わせたようなトレーニングメソッドですね。ドイツ発祥とのこと。
このブログ「ワインブレイカー」でブレイクレティクスにほんのちょっとだけ触れさせていただいたのが縁で、
なんとなんとのブレイクレティクス日本代表(!!)の
jessさん-ジェスさん-
から、レッスンにご招待いただけました!
感激でしたよー。
☆
jessさんはブレイクダンスの「パワームーブ」という大技のひとつ…ぼくがかれこれ1年近く練習を続けている「ウィンドミル」のレクチャー動画なんかをあげてくれているんですが、これがまたすごくて、何度も繰り返し再生しながら研究しておりました。
https://m.youtube.com/watch?v=9T8LpjXprPY
そして東中野駅からほど近い「インプルーブメント・スタジオ-improvement studio-」。
に、昨日お邪魔してまいりました。
自分以外のブレイクダンスやってる人に会うのは初めてなので、少し緊張します。
ブレイクレティクスのレッスンを受けにそちらのスタジオに入ったそのやさき「うおぉ!あのウィンドミルレクチャー動画をとってるところだよー」と、やたらテンション上がりましたね!
そしてジェスさんとご対面。
うわー、動画のひとだよ!
生だよ!動いてるよ!名前呼んでくれるよー!みたいな…謎の感動が…!
☆
ジェスさんはブレイカーにおすすめの筋トレ動画なんかもあげてて、そのあたりはかなりストイックな内容なので「怖いひとなのかな…しっかりしてるというか、真面目なひとなんだろうな」という先入観があったのですが、実に笑顔が素敵で気さくで、とても雰囲気とオーラのある方でした。
https://m.youtube.com/watch?v=ljt3dlxHIf4
さてさてそんなこんなで、ブレイクレティクスのレッスンがスタートです!
驚いたのが「ぼく以外の受講生は女性」という点。ああでもそういうもんなのかなーと妙に納得もありました。
ぼくは37歳歴一年とはいえ、毎日技を磨いている現役b-boyです(と自負しております)!
日々身体を傷つけ、汗だくになりながら練習を続けております(と自負しております)!
「そんなぼくに対して<ブレイクダンスをベースにしたエクササイズ>なんて、ちょっと楽勝すぎやしないかなぁ!?」と思っておりました。
結論から言いますが、
今朝、内腿の筋肉がパンパンです…!
腹筋もかなりきてる。
内容としては
①ブレイクダンスの立ちでの基本ステップ「トップロック」の合間にスクワットを挟むような動き
②床に手をついて行う「フットワーク」をベースにしたステップ(ブレイキンやるひとなら「4歩の1歩目2歩目を大きく左右でやる」ようなイメージといえば伝わるでしょうか)
③両手を床について腰を浮かして行う、体のキープと筋力トレーニング
④右手と左足で身体を支えつつ、「シフト」のような「スワイプス練習時のトレーニング」のような形で行う筋力トレーニング
みたいな感じです。
文字では少し伝えにくいですね。
東中野へ足を運んで体験してみましょう!
☆
結論ですが「めっちゃ汗出た!楽しかった!」って感じです。ぼくなんかは普段ひとりでコツコツと練習を続けている人間なので、みんなと一緒に音に合わせて、とかがシンプルに楽しいと感じられました。
あとは、自分ひとりのときも回数や時間制限などである程度追い込んでやっているつもりでしたが、ジェスさんに
「yosukeさん!もっと深く腰落としてみましょうか!」
みたいに言われながらも曲を意識して…みたいのは、やはり自分ひとりではできない練習で、とてもよい刺激になりました。
実は妻にも「一緒に行ってみない?」と誘ったのですが、妻は二の足を踏んで参加せず…でも、終わった後はやっぱり妻にもやってみて欲しかったなーと思いましたね。
なかなかに楽しいし、特に女子はマジで痩せそう!笑
☆
ちなみになのですが。
b-boyのみなさんは「ブレイクレティクス」という存在をどう捉えてるのでしょうか。
概ね好意的なのかな。
それとも「あんなんブレイキンじゃねー」みたいな感じなのかな。
もしも後者であるとしたら、それはきっともったいないかも!先程「受講者に女性が多かった」とお話したのですが、女性だったり、また、ふだんブレイキンと縁がないひとだとやっぱりなかなか大変な場面もあるりそうだなーと感じたんですよ。
「フットワークの際に軸手に体重乗せる」というシンプルなことも難しそうだったり。
そういうところのフォローや説明をしてあげたり、特にスタイラーの方なんかならシンプルなステップも突き詰めればこんな風にできるようになりますよ!って実演してあげたりとか。
なんかb-boyってマジでいいひと多いですよね。ぼくは20年くらいバンドをやっていた人間なのですが、
b-boyの方が、イメージとっつきにくいけど絶対いいひとが多い!
というのがわかってきました。
楽器やバンドつきつめてる人はどっおかしい。ひねくれてる。ぼくも含めてね。
まあだからとにかくそういう風に、派生カルチャーとして従来のb-boyも楽しみつつ、エクササイズとして新たな層の人たちも楽しんでくれればとても素晴らしいエネルギーが生まれそうだな!と思いました!
☆
そしてジェスさん。レッスン後にお話させていただくタイミングがあったのですが、ぼくの「まだまだお若いのにこれだけのことを為すなんて素晴らしい活躍ですよね」という言葉に「ありがとうございます。でも、運や出会いもあったんですよ」と謙虚に答えてくださいました。
成功する人って
「運」
「人」
を味方につけますよね。
ブレイクレティクス!
これからますます、盛り上がっていくんじゃあないでしょうか!?
そんな感じの一日でした。
あー楽しかった!
と思って家路につこうとすると、
ありえないくらいの雷雨でしたが、そんなもん吹っ飛ばせるくらいの楽しい一日をありがとうございました!
ブレイクレティクス
パパのブレイクダンスダイエット(2)〜チェアー〜
チェアーとは、両手と頭で体を支えて、足で好きな形を組み、ピタっとポーズを決めて体を固める「フリーズ」という技のひとつ。
最初に言っておきますが、けっこう難しいです!(アラフォーにとっては…。)
ぼくもチェアーをマスターするためにいろいろな動画やサイトを見て研究したんですが、そうすると
「できる人はすぐできます」
「習得時間10分〜1日」
「一週間もあれば」
とかそんな言葉がゴロゴロ出てくるんですが、んなわけねーだろっていうね!いや…そうなのか?みんなできるのが普通なのか?向いてないのか?年齢的にやっぱり無謀だったのか…
とか思いましたが、これは単に習得までの個人差です。身体能力、バランス感覚、筋肉量などなど。
ぼくはだいたい一ヶ月くらいでした。
あとは「どの動きからチェアーに入るか?」によって成功率が変わります。
この動きからならほぼ確実にチェアーできる!
というのもあれば
この技からチェアー、いけるか!?
みたいなまだまだ練習中の動きもあります。
1歩→チェアーは95%
6歩→チェアーは60%
スワイプチェアーは50%
LAチェアーは35%
くらいかな…
関係ない話を挟んですみませんでしたが、練習してコツをつかめば必ずできるようになります。筋力も必要でしたが、より必要なのはコツと体幹(これも練習により鍛えられます)。
ぼくもかつてあれだけ苦労したのに、今は「ほいっ」て感じで簡単にできるようになりました。キープも1分くらいなら無理なくできるようになりました。
ちなみにチェアー習得によって体型面で変化を実感できた点は…
・二の腕の脂肪が落ちた
・上半身が引き締まった
・お腹がへこんだ
・背筋のシルエットが綺麗になった
・胸筋がついた
・なぜか顎のラインもシャープになり小顔になった
ってあたり。
さあやってみよう!
ただしお互い、くれぐれも怪我にだけは気をつけて練習しましょうね!
さて。ぼくは、右手を軸にフットワークをしたり、体重をかけたりする「右軸」のタイプ。
左手に体重をかけた方がやりやすいと感じる「左軸」のひとは、左右逆のイメージでトライしてくださいね。
右手の肘を、右の脇腹のあたりにあてて
右の側頭部を地面について
補助の左手を顔の前あたりに置いてサポート。
このまま頭側に体重を寄せていくと、足が上がります。
これが、チェアー!
足の形にいろいろバリエーションがあります。
足を組んだり
ぴんと伸ばしたり
上手い人のチェアーは本当にかっこいい!
ちょっと検索すればいろいろ出てくるのでぜひ調べてみてください!
さて話を戻しますが、我々の年齢だと、なかなかそう簡単にはいきません。笑
大切なのは積み重ねなのですが、ここでのコツのひとつは、「力を入れすぎないこと」かと思います。
初めてのチェアーでは、
「上がれ上がれあがれぇー!!うおおお!!」
って感じですっごい力が入ってしまうと思うんですが、そこをあえて脱力すること。
特に、
地面を強く押して体を持ち上げようとするあまり
肩が縮こまって、
結果、
本来もっと足寄りの下側に配置するべき軸手が、
肩寄りの上にきてしまい、
足が重く感じて
下半身が下がってしまう…なんてことになりがちです。
軸手はできるだけ下に。
最初は軸手側の足を地面につけておいて、そこから持ち上げる練習をするのも効果的。
…とはいってもなかなかできないあなた。
ブレイクダンスは、継続していけば、その動きやそのポーズに必要な筋力がどんどんアップしていきます。
思い返してみると、チェアー始めたての頃は腕も細くて、体重も今より5キロ以上重かったので、軸手がグラグラして崩れちゃったりしておりました。今では逆手となる左手でのチェアーもできますが、やはり右手ほどの安定感はありません。
大事なのは、1日1分でも挑戦し、継続すること!
特になんのスポーツもしていなかったぼくでも習得できたんです。きっとできます。
ただし!注意!
約束してほしいのが「無理しない」こと。特に普段取らないポーズなので(だからこそ鍛えられるってのはあるのですが)、わけわからないところを痛めたりすることもあります。
ちなみにぼくは、なぜか「背中の左側」が猛烈に痛くなり、呼吸も寝返りも痛くて上手くできない!
ってくらいになってしまったことがありました。その期間が10日くらい続いてしまい、日常生活に支障をきたしかねない状況に陥ってしまったことがあります。
しかもそれでも練習したい欲求を抑えられず、コルセットとテーピングで身体を固定して痛み止め飲みながら練習するという、最後の大会に賭けてる人みたいなことをしていしまいました。
幸い今は全く体に問題はありませんが、絶対にやめてくださいね!笑
パパのブレイクダンスダイエット(1)〜スウィーピング〜
食事制限、有酸素運動、ジム、〇〇制限…何をしても思うようにダイエットの結果を出せなかったぼくが、15年前の体重と体型を取り戻すことができた方法。
それは
まさかの
「ブレイクダンス(ブレイキン)」!
このワインブレイカーというブログにはいくつかコンテンツがあるんですが、その軸となるテーマが実はあって、それが
「世のお父さんたちを応援すること。
パパたちよ、もっともっとカッコよくなろう!」ってことなのです。
ここの情報から
ワインに詳しくなったり、
週末にはお料理をしたり、
体型維持を心がけたり、
そして、いつまでも若々しく…むしろ歳を重ねることで、より素敵になれるように!
そんな願いが実は込められてるんです。
電車の中やカフェで、同世代やむしろ歳下の男性が「最近疲れが抜けなくて。休日は11時まで寝てるわー」「階段登るのしんどいんだよね。もっとバリアフリーになんねーかな」みたいなことを言ってるのを耳にします。
…わかります!笑
そして、アラフォーとカテゴライズされる我々の年代は、仕事の責任も増えるし家庭についての考えることも、どんどんどんどん多くなる。
自分や親の未来や将来、子供のこと、健康のこと。悩みばっかりでキリがないー
だけど待ってください!
だからこそ、パパがカッコよくあるべきだと思いませんか?
子供や周囲に、素敵だと思われる大人でいられるように思いませんか?
健全な魂は健全な肉体に宿るんです。
変にいろいろと制限設けるより、食べたいもの食べて飲みたいもの飲んで、その分身体動かして維持できるなら、それが一番いいと思うんですよね。
そんなわけで、ぼくが成功したダイエット「ブレイキン」と、その面白さについて。
ブレイクダンス。これによりダイエットに成功したぼくの感じたメリットは
・気になる部位を鍛えやすい
・部屋で一人でテレビ見ながらでもできる
・身体能力がアップする
・技を習得できる
これです。
中でも「技ができるようになる」なんてのは他のダイエットではなかなかないのではないでしょうか?
世の中やYouTubeにたくさんのブレイキンレクチャー動画がある中で、あえてぼくが上手じゃないにもかかわらず動画をあげる理由がそこにあって
「アラフォーからでも、こんな事できるんだよ!」
というのを伝えたいということなんですよね。
前置きが非常に長くなりましたがさて第一回目は、腹筋や腰回り、脇腹に対して効果的だった「c.c.(スウィーピングとも言います)」。こちらでお腹周りのお肉をスウィーピング(掃除)していきましょう!
ただし怪我には注意!
特に、慣れないうちは手首とか痛めがちです。ゆっくり練習してくださいね。
さて。
c.c.は、
床に手をついてスパスパっと足でステップを踏む「フットワーク」の中の動きのひとつ。
相手を「蹴る!」
「蹴散らしていく!」という攻撃的な動き。
一度は見たことがあるのではないでしょうか?
個人的にも「うわー、これかっこいいなー」と思っていた、好きなステップです。
さて。
ダイエット目線で見てみましょう!
大事なのは腰のひねり。
脇腹の脂肪を潰していきましょう!
ぼくは両手を床について蹴っていますが、慣れてきたら片手は頭にかざしたり、腰に当てたりと、バリエーションも出せます。
その際、体が流れて転んじゃったりしないように意識すると、体幹もしっかりしていきますよ!
ちなみに、フットワークの中に入れるとこんな感じです。
これは「1歩」「6歩」「cc」3種類の組み合わせです。
フットワーク。怪我に気をつけてぜひ一緒に頑張りましょう!
何をやっても中年太りを止めることができなかったぼくがダイエットに成功したたったひとつの方法
歳を重ねるにつれ、どうしても出てくる悩みのひとつ…「体型」について。
若い頃はいわゆる「いくら食べても太らない」ってやつだったぼくも、驚いたことに例外ではありませんでした。かつては深夜にラーメン、お酒、甘いもの…。食べたいだけ食べて特に体を動かさずとも体型維持ができておりました。
それが30前後から「ちょっと気をつけないとやばいかなあ…」…と思い始めて、ジムに通ったりジョギングしたり、カロリー吸収を抑制するタブレットや内臓脂肪を除去する薬やらを飲んだりし始めます。
が!
なかなか思うような体重コントロールはできないものです。やらなかったのに維持できていたという過去と、やっているのに逆に増えてしまう現状はなかなかに心が痛く、
「これはちょっとちゃんとやらなきゃ!」と決意。
食べるものにも気をつけ、生活習慣の見直しを図るも根本的な解決に至らず、やってもやっても坂道をゆっくりと転げ落ちていく感覚に苛まれ「もう、受け入れるしかないのか…」と、途方にくれていたぼくが成功したダイエット方法。
体重は遡ること15年前の数値まで絞ることができ、
体脂肪率も-10%
それが
でした。
やってみてわかったのですが、ダンスとは言うもののかなり身体を酷使するスポーツなんですよね。そして、普段経験のない動きや姿勢が多く、ひとつのポーズを取るだけでも使っていなかった筋肉が鍛えられます。
さらに、部位ごとに鍛えたいところ、絞りたいところへのアプローチも、その技を練習していくことでかけていける。
お腹周りの脂肪を減らしたいなら…
「CC」や「スワイプス 」という技の練習で腰回りのひねりを。
上半身をたくましくしたければ、
「チェアー」「マックス」といったポーズでぴたっと止まる練習を。
体重にこだわるなら立ち踊りのトップロックから、地面にしゃがんでのフットワークで、体力の限り有酸素運動!ジョギングやらも目じゃないくらいドバドバ汗が出て行きます。笑
さらに、ブレイクダンスは「体幹」を常に意識して動く必要があり、そのためか最近は多少暴飲暴食しても体重の変化はほぼありません。
しかも、習得した技を披露すれば一躍人気者!
(になるかどうかはわかりませんが…笑)
きっかけは健康のためでしたが、今ではその楽しさに自分でも驚くほど夢中になってます。
できるようになるまで淡々と練習したり、少しずつでも成長が感じられたり…そういうところはぼくにあっていたようです。
最近ではジェスさんという人の「ブレイクレティクス」というブレイクダンスを取り入れたエクササイズが「映えるダイエット」として人気のようですよ。
一緒にやってみませんか?
そしていくつになっても「カッコいい!」と言われるパパでいましょうー!
僕とチェアーという技のこと②
「チェアーはコツというより慣れ」。そんな言葉を信じてひたすら練習に励むようすけ。そんなある時、体に異変が。なんだか
「背中が、痛い。」
ぼくは右手の肘を脇腹にさしてチェアーをするいわゆる「右軸」。で、その右脇腹にさした肘の対角線あたりにあたる位置、左側の背中が…
痛い。
引き攣るような、呼吸をするとむせ込んでしまうような、比較的鋭い痛み。寝起きは特にひどく、寝返りも打てないほど。
これはちょっとやばい。
仕事や生活に支障が出る…
ということで、病院へ。
すると先生から
「あー、ブレイクダンスねー、よくあるんだよ。はいこれ。痛みが引くまで安静にね」と、痛み止めとコルセットを渡される。
そうか、そんなもんなのか?
良くあるのか?
すごい痛いんだけど対応軽いな…
と思いながらも「良くある」という先生の言葉に多少気が楽になり家路に。
しかし、練習したいという欲求が引かないようすけは、コルセットを厳重に巻き、痛み止めを飲み、チェアーの練習を即再開するのでした(真似しないでください)。
ちなみに。
後で知ったことですが、
「チェアーの肘をさす位置」が少し違ったみたいでした。
当時のぼくは「腰骨に直接当てる」くらいの位置に乗せてたんですが、もっと前側…「腹筋と脇腹の間のへこんでる位置」くらいでいいみたい。今はそこにさしてます。
(つづく)