パパの読書感想文(31)~あえて、レールから外れる。逆転の仕事論 堀江貴文~
8人のイノベーターによって語られる、8つの人生。
①書家「武田双雲」
③きゃりーぱみゅぱみゅ仕掛人「増田セバスチャン」
④芸人「田村淳」
⑤Youtuber「HIKAKIN」
⑥「萌え」を流行語にした「小田吉男」
⑦役者、監督そして「Ultra Music Festival」を日本でブレイクさせた「小橋賢児」
いずれ劣らぬ曲者ぞろい。
たとえば岡田斗司夫さんは「ぼくは自分以外の人間はみんな犬だと思っている」とか言ってます…堀江さんは「賢い犬」だそうですよw
それにしてもどの人のエピソードも強烈!
本って、まったく別の人の人生と、経験を、なぞるように追体験してさらにそこを凝縮したものを得られるからすごいですよね。
そんな中で個人的に面白かったのエピソードは、どういうわけかHIKAKINでした…笑
…HIKAKIN!
押しも押されぬトップユーチューバー!
もちろん名前は知っておりますが動画はひとつも見たことありませんでした。が、彼の語る言葉にはなぜかうなずける部分が多かったです。
ぼく自身Youtube、見ないわけではないんです。
・ブレイクダンス関連。
・バンドのPV。
・英会話。
・ワイン関連。
・自己啓発。
・行動心理。
・ビジネス。
・ニュース。
などなど、「見ないわけではない」…っていうより、結構見てますねw
たしかにずーっとなにかを流したり聞いりしてはいるな。
ただ、方向性が偏っているというか勉強になりそうなものが基本好きなんです。
なのでHIKAKINとかのあげているエンタメっぽいものはあんまり見ません。
それにしても、どうしてぼくはHIKAKINの文章に面白さを感じたのだろうか。
その答えになりそうなセンテンスは、これ。
「勝手な分析ですが、ユーチューバーはクラスでイケイケのグループだった人より、イケてないグループにいた人の方が、人気者になれる傾向があります」
そうか同類である陰キャの気配を感じ取っていたのか…w!
(でもここはなにげに動画配信者にとって大切なポイントにも思えます)
彼は、毎日決まった時間に更新するということを続けていたんですね。
動画作って編集してアップして…って毎日どころか週2週3でも大変でしょうに、時刻まで決めて毎日動画をあげるのってすごすぎですよ。
堀江さんも「トップランナーが毎日まじめに更新したら後続はとても追ってこれない。」という言葉をかけてます。
ぼくも来年はYouTubeに動画を上げることに挑戦していこうと思っております。
それにあたってヒカキンの本の一冊くらい読んでおくべきなのかな。
なにかのヒントやきっかけが得られるかもしれませんしね。
他に気になった人といえば、やはり岡田斗司夫さん。なかでも
「ミュージシャンはCD販売ビジネスではお金が取れない。音源はただでばらまいて、コンサートに来る人からお金を取るべき」との例を挙げてコンテンツそのものを商品とするビジネスことへの危うさと、そのものではなく周辺にはにこそビジネスチャンスがあるという点にはすごく同意できました。
それにしてもこの人の家族感とか、恋愛観とか、すごい。
愛人80人とか。
8人の彼女たちと家族作りたいとか。
発送がブッ飛びすぎててついていけませんが、こういう突き抜けた考え(しかも本人は「それのなにがおかしいのかわからない」という)からイノベーティブなアイデアは生まれるのかもしれませんね。
年末年始、お時間ある時にぜひゆっくりお読みくださいませ。
正月ボケにも効きそうです。
来年もまた本をたくさん読みたいなー。