ソムリエがテイスティングしてみた(21)
今回はローヌワインです。シャトー・レ・ザムルース。
なーんか、聞いたことのある名前なんですよね。なんだろう、けっこういいワインじゃなかったかな。ソムリエ教本とかで名前見たような気がしたんだけど違ったかな…
シャトー・レ・ザムルース…
今日抜栓していいワインなのか?
自分で購入したはずなのに全然覚えてない…
☆
でもまあ開けちゃいましたよね!
よくわかりませんが、
よくわからないなりに、
よくわからなさを、
楽しんでいこうかと思います!
シャトー・レ・ザムルース
ラ・バルバール
ルージュ
2015
Ch. Les Amoureuses
cotes du rhone
La Barbare
Rouge
2015
テイスティングは、やや久々ですね。今回はセパージュとアルコール度数も調べていないので、そのへんも当てられるか挑戦していきます!
外観は、やや青みがかった深めのルビー色。ディスクの厚みは中程度で、グラスを伝うワインの涙はややゆったりと落ちます。
香りは青さと澱を感じるドライな印象。辛そうだなぁ…というイメージ。
口当たりは強め。ベリーとスパイスのような、酸味を強く感じる存在感のあるアタック。かと思えばボディは不思議なほど軽く、そして余韻にはざらりとしたタンニンが長く残る…
音楽で例えるのであれば「メタルのギター」って感じですね!音を構成する「高域」と「低域」が強くブーストされ、「中域」は削られている感じ。ザクザクしてバキバキして、同じフルボディでもボルドーやチリのものとは全く違うんですね、ローヌ。
セパージュ(品種)は…
主体はシラーでしょう。外観、香り、そしてなによりローヌならばという予測が働いてしまいます。あとはカベルネソーヴィニヨンかな?それと、あまり感じませんがローヌワインというと、グルナッシュも入ってるのかな?
度数は、13.5%と予想。
正解は…
セパージュ:シラー グルナッシュ
度数:14.5%
でしたー。
度数意外と高いですね!
セパージュは、カベルネは入っておりませんでしてがまあいい線じゃないですかね?
合わせるお料理は、シンプルなステーキ、塩の焼き鳥なんかが良さそうですね。
ローヌワイン。
アタックの強いワインがお好きな方にはなかなかいいんじゃないでしょうか!
よろしければお試しくださいませ。