WINEBREAKER ワインブレイカー

ソムリエ資格を持つyosukeの、ワインのまめちしきやソムリエ試験対策紹介ブログ。

今夜はパパがコックさん(34)〜鶏モモ肉のホロホロ煮〜

暑さがひいてくると、煮込みを作りやすいです。コンロをひとくち弱火で放置してコトコトと煮込みながら、他の料理を作ったり洗い物や片付けしたり…。

 

そんなわけで、

①切る→②材料全部鍋に入れる→③煮る

という超カンタンスリーステップ放置でできるくせに、ホロっとした舌ざわりで妻と子どもどちらにも好評な、煮込みです。

 

寒くなってきた季節にぴったりの、ほっこり味です。

 

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☆鶏モモ肉のホロホロ煮☆

 

鶏モモ肉…2枚

じゃがいも…3個

こんにゃく…1枚

にんじん…1本

 

醤油…120cc

酒…60cc

砂糖…大さじ5杯

みりん…大さじ2杯

しょうがスライス…8枚

水…900cc

 

 

こんにゃくをざるにとり、熱湯をかけてあく抜きをしておく。

 

じゃがいもとにんじんの皮をむき、じゃがいもはやや大きめのひとくち大にカット。にんじんは、あればセルクルで型抜きするとかわいいです。なければお好みの大きさにカットで。

 

こんにゃくをカットする。今回は「手綱」という名前の切り方にしました。頭の短冊切りにしたこんにゃくの中心に切れ目を入れ、こんにゃくをそこの切れ目にくるっと通して仕上げるカットです。

文字では伝えにくいですね…ご興味あれば「こんにゃく カット 手綱」で調べてみてくださいませ。

 

鍋に調味料を全てあわせる。

 

④の鍋に①〜③の材料を全て入れて煮込む。

煮立ってきたらアクを取り、そこからは中火で30分程度、続いて弱火にして落としぶたをしたらさらに1時間程度煮込む。

 

完成です!

何かをやりながらできる簡単なお料理ですが、火の元だけにはお気をつけくださいませ。

 

今回は鶏モモでしたが、鶏手羽でもいいです。手羽も骨からの出汁がよく出て、美味しいですよー。牛スジもかなり美味しいんですが、牛スジをトロトロに仕上げるのであればもう少し煮込み時間を長くするか、圧力鍋使うのが良いでしょうね。

 

このお料理の具材は、ある程度なんでもおいしいです。

しいたけやゴボウもいいし、これからの時期におススメなのは、甘くてトロトロホクホクに仕上がるさつまいもー!

 

🍷ワインとのマリアージュ🍷

 

比較的薄味で、ほんのり香る生姜。

食感も「しっかり」でなく「ホロっと」。

そのあたりから考えるとあまり重すぎず、かといって線の細すぎない、ちょっと土や大地のニュアンスがあるような赤ワインが良さそうです。

 

最初ピノ・ノワールかなと思ったのですが、ブルゴーニュのものだと香りが華やか過ぎるし、カリフォルニアだと樽の感じが邪魔しそう。

 

ぼくの答えとしては、南仏ですね!

南フランス、ラングドックのピノ・ノワール

チリでもいいかと思ったんですが、チリのピノ・ノワールとしてしまうといろいろなスタイルがありますから…。ラングドックの方がイメージが固めやすいというか。

 

メルローやグルナッシュあたりがブレンドされていてもいいと思います。ラングドックのワインはお求め安い価格ながら美味しいものも多いので、よければ是非お試しくださいね!