WINEBREAKER ワインブレイカー

ソムリエ資格を持つyosukeの、ワインのまめちしきやソムリエ試験対策紹介ブログ。

今夜はパパがコックさん(16)ひじきと高野豆腐の甘辛煮

f:id:sommelier-yosuke:20180718220329j:image

 

妻から「1日10品目取りたいんだけど、なんかこれさえ食べれば一気に何品目もとれる、みたいなのないかな?」…というリクエストがあったので作りました。

 

海藻、豆類、肉、根菜、ごまが取れます。

 

えーたった5種類じゃんー

て言わないでくださいねー!

 

まず、米は食べるじゃないですか大体

あと、たまごも取りやすいですよね。朝に目玉焼きでも作れば。

 

あとはスープで味噌汁作ってほうれん草でも入れておけば葉物の野菜も取れる。

 

そしたら牛乳飲んで、夜ごはんのメインを魚にすれば10品クリアですよー!

 

そう考えるとこんなちっちゃい小鉢のくせに、なかなか優秀なんじゃあないでしょうか?

 

味だってなかなか。高野豆腐にじゅわっとしみた甘辛タレ…、ごはんが進みますよー。

 

ひじき…60g(水で戻した後の量)

高野豆腐…4つ

豆の水煮…100g

鶏もも肉…2枚

にんじん…2本

炒りごま…適量

 

(A)

しょうがチューブ…4cm

しょうゆ…大さじ2杯

みりん…大さじ1杯

砂糖…大さじ1杯

 

(B)

しょうゆ…大さじ3杯

みりん…大さじ2杯

砂糖…大さじ1杯

酒…大さじ1杯

水…2カップ

顆粒だし…10g

 

鶏もも肉をやや小さめのひとくち大に切る。(A)の調味料をあわせ、鶏肉を漬け込む。

 

にんじんは千切りにしておく。

 

①の鶏肉を油をしかずにフライパンで炒める。タレも全て入れ、絡めながら少しつめるイメージ。

 

ひじき、豆の水煮、調味料(B)を全て入れ、中火で5分程度煮る。

 

高野豆腐をそのまま入れ、さらに10分程度煮る。

 

煮汁が詰まってきたらにんじんを入れて混ぜ込み、フライパンの蓋はとって冷ます。

 

冷めたら高野豆腐を取り出してひとくち大にカットし、戻す。

 

器に盛り付けて炒りごまを散らす。

 

はい完成!

 

タッパーに保存して、ちょこちょこっと副菜として添えてあげてくださいませ。

 

混ぜご飯にしても美味しいです。

鶏肉のコラーゲンがゼラチン状に固まっていると思うので、そこがあたたかなごはんとトロッと絡んでいい感じです。その際は高野豆腐はどかした方がおいしいかも。

あと、おにぎりにしてしまうとちょっと汁気出ますね。

 

🍷ワインとのマリアージュ🍷

 

甘辛煮ですので、じゅわっとした甘さにあわせて遜色ないワイン。

 

白ワインなのですが、長野県に「龍眼(善光寺)」という品種がありまして、それを合わせたいな。

 

ほんのり甘みがあって、優しい果実味がある龍眼。

 

特に長野の「アルプスワイナリー」の作る「ミュゼ・ドゥ・ヴァン」シリーズの龍眼。あれは本当いいですねー。

 

甲州という品種が日本では有名で、和食に合う品種として研究されているのですが、こういう味のしっかりした甘辛な和食には龍眼がいいと思います。マスカットベリーAでもいいんですが、龍眼は、皮の渋さ(タンニン)が感じにくいですからね。

 

アルプスワイナリー

ミュゼ・ドゥ・ヴァン

龍眼(善光寺)

 

たまーにスーパーで1000円くらいで見かけます。買って家に置いといて損はないワインですよー!